(※画像はイメージです/PIXTA)

非日常を味わえるキャンプ。そんなキャンプを彩るキャンプ飯のひとつに燻製があります。それではその燻製の調理方法や、オススメの食材にはどのようなものがあるのでしょうか。本連載はそんな疑問にキャンプ飯研究家の視点から解説します。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

キャンプでおすすめしたい燻製向きの食材

キャンプで燻製をする場合は、手間をかけずにそのまま使える食材がおすすめです。スーパーやコンビニエンスストアなどで買える燻製向きの食材をご紹介します。

■うずらの卵

 

 

茹でてパック詰めされたもの。水分をよく拭いて塩を振ってから燻製します。

■ベーコン、ソーセージ

 

ベーコンはブロック状のものを厚めに切ったりサイコロ状にしてそのまま燻製します。

■ポテトチップスなどのスナック菓子

 

 

そのまま網にのせて燻製します。いつもと少し違った味わいとパリッとした食感が楽しめます。

■6Pチーズ

 

 

溶けて落ちるのを防ぐため、チーズの底面だけホイルを残した状態で燻製してください。

■マヨネーズ

アルミカップなどに入れて燻製してスモーク香を楽しみます。生野菜にディップしたりステーキ肉につけて食べてもおいしいです。

■唐揚げ

コンビニで売っているプレーン味の唐揚げもおいしかったのでおすすめです。

キャンプで燻製をするときのポイント

 

燻製でいちばんの失敗ポイントは、食材の水分の拭き取り不足です。食材に水分がついたまま燻製をすると、燻製器の中で大量の煙が発生します。それによって食材にエグみが出たり、不快な匂いが付きます。また煙が外に漏れると、隣のサイトに迷惑がかかるので、注意しましょう。

 

食材の並べ方もポイントです。火の通りにくいものは真ん中に、香り付け程度でいいものは端に置いてください。

 

そして食材が網から落ちると、その煙で燻されてしまったり焦げの原因にもなります。小さいものや溶けてしまいそうなものは、網の上にアルミホイルをしいてその上に並べてください。

 

最後にテントの中で行わないこと。危ないし匂いがこもりますので、必ず外でやりましょう。

燻製こそキャンプの醍醐味!

匂いや煙が気になったり、でき上がりまでに時間がかかる燻製はキャンプならではの料理です。

 

キャンプの楽しみは非日常の空間で食べて飲むこと。この他にやることはありません(笑)。いつもの食材を燻製して、普段の食卓では味わえないおいしさや食感、贅沢な時間を楽しんでみてください。

キャンプで本格燻製を楽しむなら

今回はお手持ちのキャンプギアで燻製を楽しむ方法についてご紹介いただきましたが、さらに本格的に楽しみたい方におすすめなのが専用燻製器『テーブルトップスモーカー』です。

 

 

テーブルの上に置いて燻製が作れるコンパクトなサイズとスタイリッシュなデザインが魅力。色々な道具を揃える必要がなく、このセット一つですぐに燻製を楽しむことができます。

 

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