クレジットカードやキャッシュレス決済が普及し、お金の流れが見えづらくなっている昨今。「計画的な貯金が重要」といわれても、なかなか難しいという人も多いでしょう。そこで、著書『これだけやれば大丈夫!お金の不安がなくなる資産形成1年生』(KADOKAWA)の著者で、登録者50万人超のYouTubeチャンネルを運営する元銀行員の小林亮平氏が、浪費癖が治らない人におすすめの対処法を解説します。
クレジットカードを絶対に使ってはいけない理由【登録者50万人超の元銀行員YouTuberが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

クレジットカードやキャッシュレス払いはNG

ペンタごん:亮平さん、すっかり遠慮なくグサグサ言ってくるな……。でも上手くできるか分からないから、支払いが厳しくなったら、クレジットカードを使ってもいい?

 

亮平さん:それはダメ。支出を明確にするためにも、この段階ではクレジットカードは使わないようにしよう。クレジットカードは支払いが楽だし、ポイント還元のメリットもあるけど、つい使いすぎてしまうからね。○○ペイなどのキャッシュレス決済も、クレジットカードとの紐づけはしないようにしよう。貯金のトレーニングとして、まずは現金だけでやりくりしてみるんだ。

 

ペンタごん:で、でもそれだと欲しいものがあった時に、買えなくなるかもしれないじゃないか! さっきコンビニで新商品のとろ~り高級スルメがあったから、さっそく買おうと思ってたのに!

 

亮平さん:(ペンタごん、新商品とか期間限定って言葉に弱いんだろうな……)まさにそれが狙いだよ。強制的に使えるお金が制限されるから、衝動買いが減って、本当にお金を払う価値があるかを自然と考えるようになるんだ。ちょっと荒療治だけど、ペンタごんみたいにすぐお金を使い込んじゃう人は、これくらいしないと貯金できないからね。

 

ボーナスは赤字分の補填ではなく、「普段はできない使い方」を

ペンタごん:な、なるほど……頑張ります……。まあどうしてもやりくりできなくなったら、ボーナスを使っちゃえばいいもんね!

 

亮平さん:おっと、やりくりが厳しいからと言って、ボーナスに手を出すのも厳禁だよ。赤字になっている生活費をボーナスで補填することを習慣化してしまうと、勤め先の業績悪化などでボーナスが減った時に、生活が一気に苦しくなるからね。

 

ペンタごん:そうだった……僕もシロクマ課長にボーナスカットって言われたから、当てにできないんだった……。

 

亮平さん:日々のやりくりさえちゃんとできていれば、臨時の収入であるボーナスは好きに使うことができるから、普段はできないような、自分が満足する使い方を考えてみるといいよ。たとえばこのあたりがおすすめかな。

 

1.貯蓄や投資に回して資産形成を加速させる

2.時短に繋がる家電などを買うことで生活の質を向上させる

3.自分へのご褒美や家族へのプレゼントなどに使う

 

ただ、貯金がほぼない今のペンタごんだと、使わずに貯めておくのが無難だろうね。

 

ペンタごん:は~い……まずは何より、自分を守ってくれる貯金の用意からってことか。

 

[図表]「先取り貯蓄」とやりくりにチャレンジ!

 

<Point>

●手取り月収の10%を最低ラインとして先取り貯蓄し、残りの90%で1カ月の生活をやりくりする。

●衝動買いから脱して、自分にとって本当に必要なものかを考える。

●生活費が赤字だからといって、ボーナスを補填に使ってはいけない。

 

 

小林 亮平

資産運用YouTube

 

※投資にあたっての判断はご自身でお願いいたします。本記事の情報を利用されたことによるいかなる損害も、出版社および著者、幻冬舎グループが責任を負うものではありません。