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FXで勝つための秘訣は？
FXで勝つための秘訣はなにかと質問されたら、なんと答えますか？
プロのトレーダーであれば「損切りを徹底すること」と答えるでしょう。負けを最小限にすることは、トレードをするうえでとにかく重要な考え方です。負けを最小限にすることができれば、たとえプラス収益のトレードの回数が少なかったとしてもトータルで勝つことができます。
FXの世界では、諦めが早い人のほうが有利に働く場面があります。諦めが早いということは、見切りをつけることが早いという意味です。諦めの早い人は、トレード前に自分が立てた戦略と現在の相場の流れが異なる場合、いち早く損切りすることができます。自分の戦略の誤りを認め、現在の相場を肯定することは精神的に負荷がかかりますが、これを感覚的にできるようになると、FXで大きな結果を残せるようになるでしょう。世間一般的には、諦めの早い人をマイナスに捉えることがありますが、FXの世界では、諦めの早い人を見切り上手なトレーダーであるとプラスに捉えることができます。
気分転換が上手いトレーダーが利益を出し続けられるワケ
デイトレードで結果を出すためには、損切りのための判断能力を磨くことが重要です。デイトレードは1日のうちに数回取引することが可能なため、ひとつひとつのトレードに一喜一憂している時間はありません。プロトレーダーは、トレード手法を振り返ることはあってもトレード損益を振り返ることはありません。プロは勝ち負けを振り返っても、次のトレードにプラスに働く要素がないことを直感的に理解しています。
人間には「得るときよりも失うときのほうが悲しみが大きくなる」という深層心理があります。つまり、デイトレードにおいて、逐一損益を振り返っていると心理的に大きな負荷がかかると、トレード結果に悪影響が出てしまうことはいうまでもないでしょう。
継続的に利益を出し続けるプロトレーダーは、初心者トレーダーに比べ、トレードごとの気分転換が上手い傾向があります。ひとつひとつのトレードを独立したものと捉え、次のトレードに感情を引き継がない行動を取っています。トレードに感情移入してしまうと、偏ったバイアスがかかってしまい、いざというときに正常な判断をすることができません。トレードにおける気分転換は、プロトレーダーになるための大事な条件なのです。
