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住まい選びの第一歩「土地探し」…風水的に「良い土地」とは?【風水を知って理想の住まいを叶える①】
地相がよくてもダメな場合もある
風水で地相の良い土地を見つけることができても、それだけで安心して購入してはいけません。たとえ日当たりが良く、樹木が良く育ち、地形や地質に問題がなくても、まだ落とし穴があるのです。ポイントは土地の形や周囲にある建物。これらが悪い土地を風水では「刑殺」と呼び、「凶相」としています。土地の良し悪しを判断するときは、以下のポイントを改めてチェックするようにしましょう。
①火殺(かさつ)
火事や流血を伴う事件に巻き込まれる地相です。高圧線の鉄塔や尖った建造物が、正面に建っているような土地や建物を指します。また、窓から外を見たときに、これらの物が視界に入るケースも該当し、その強さは対象の建造物との距離が近いほど大きくなります。このような家では、窓をカーテンなどで隠さないといけません。
②隔角殺(かっかくさつ)
自宅に対し、近所の建物の角が向かっている状態です。特に自宅の玄関に向かっている場合は、影響が大きくなります。この地相の家は、尖った部分が自分に向かってくるようなイメージを感じ、精神的に落ち着きがなくなり運気がダウンします。植木やカーテン、ブラインドなどで角が見えないようにする対策が必要です。
③割脚殺(かっきゃくさつ)
すぐ側を高速道路が通っている地相を割脚殺といいます。このような建物に住んでいる人は、散財してしまう傾向があるようです。対策は屋外に鏡を掛けることなのですが、騒音や排気ガスのことも考慮すると、このような土地(建物)は積極的に選ばないほうが無難でしょう。
④光殺(こうさつ)
精神的にダメージを受け、短気になるとされるのが光殺です。ネオンなどの明るい看板が建物の正面にあり、さらに一晩中点灯しているような立地をいいます。明かりが室内に入ってこないよう、シャッターで完全に遮断すると効果的ですが、最低でもブラインドかカーテンで防ぐようにしましょう。
⑤虎強龍弱(こきょうりゅうじゃく)
自宅の玄関を正面から見たとき、左側の建物が高く、右側の建物が低い場合は、青龍と白虎の関係が逆さになることから凶相とされます。この立地の建物に住むと喧嘩っ早くなるといわれ、大きな勝負事を抱えている人があえて選ぶこともあるそうです。
⑥孤峯独秀(こほうどくしゅう)
丘の上に一軒だけポツンと建つ家は、気が流れて散漫になるといわれており、敬遠されます。都心の住宅事情ではほぼあり得ない立地ですが、リゾート地のセカンドハウスや新しく開発された住宅地の場合は、可能性がゼロとはいえません。そのような場合は、周囲に木を植えたり、塀で囲んだりして気を守りましょう。
⑦穿心殺(せんしんさつ)
家の前に電信柱や電灯、道路標識、大きな街路樹がある地相も良くありません。特に玄関の正面にこれらの物がある場合、健康を害したり、トラブルを抱えたりしてしまうことがあるそうです。いずれも相手を動かす(どかす)ことは難しいので、家の中から見えないように隠す必要があります。
➇剪刀殺(せんとうさつ)
交差点の角、Y字路の角にある建物は、店舗や事務所として利用する場合は吉相とされますが、住居として使う場合は剪刀殺と呼ばれる凶相に変わります。特に金運、健康運に影響があるようなので、心配な人は外に鏡を下げて、邪気を跳ね返すようにしましょう。
⑨探頭殺(たんとうさつ)
低いビルの上に、奥にあるビルの頭がちょっとだけ見えている状態を探頭殺といいます。このような場所で育った子供は不良になりやすく、盗難被害にも遭いやすいそうです。背後のビルが見える場所に鏡を置くと、悪い気を防ぐ効果があるとされています。
⑩沖天殺(ちゅうてんさつ)
健康に悪影響を与えるとされるのが、工場の煙突がたくさん見える土地です。カーテンなどで煙突が見えないように工夫をして、さらに窓の開閉回数を減らす努力をすると良いとされています。
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