東京都心では、マンション価格がバブル超え。いまだかつてないほどマイホーム購入へのハードルは高くなっていますが、それでもせっかく買うなら納得のいく街に家を持ちたいと考える人は多いでしょう。いま、会社員が買える街……今回は「浦和」に焦点をあてます。
月収32万円・37歳サラリーマン「浦和」×「戸建て6,500万円」全額ローン・30年返済はありか? (※写真はイメージです/PIXTA)

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「大宮」のライバル!?「浦和」の住み心地

日本には「ライバル」とされる地域や街があります。たとえば都道府県単位であれば「埼玉県」と「千葉県」、「鳥取県」と「島根県」など。市区町村単位なら、「前橋市」と「高崎市」、「静岡市」と「浜松市」など。いまは合併し「さいたま市」となりましたが、「浦和」と「大宮」はいまも何かと比較されがちな街かもしれません。

 

しかしイメージはまったく異なり、「大宮」は古くから交通の結節点で埼玉県の商業の中心として発展。「浦和」は埼玉県の県庁所在地だったことから行政の中心として発展してきました。また明治時代に、埼玉県師範学校、県立医学校、県立浦和第一尋常中学校、県立浦和高等女学校、旧制浦和高等学校などが創設されたことから、いまでも文教都市としての顔をもっています。特に駅東側にある、埼玉県立浦和高校、通称「浦高」と、さいたま市立浦和中学校・高等学校、通称「市浦」は、県立と市立、どちらも公立校でありながら偏差値70超え。特に浦高は東大進学数がトップクラスと、誰もが認める進学校です。

 

浦和の中心となるのは、JR「浦和」駅。JR京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線・高崎線が停車し、1日の乗車人数は7.7万人ほど。埼玉県内の駅では「大宮」に次ぐ2位の駅です。駅の西口方面には埼玉県やさいたま市の行政機関や裁判所などが集まり、埼玉県やさいたま市の行政の中枢といった雰囲気。また駅ビルには「アトレ浦和」、西口に「伊勢丹浦和店」、東口に「浦和パルコ」と大型商業施設も。大宮ほどの華やかさはないものの、文教地区らしい、落ち着いた中心街を形成しています。

 

そんな浦和住民の声を聞いていくと、買い物や交通の利便性のほか、街の雰囲気に対する評価が高いようです。

 

【浦和の好印象】

――大型の商業施設があり、駅周辺でひと通りのモノは揃う

――東京都内の主要エリアに30分程度に行ける

――高級住宅街で治安が良く、どことなく品がある

 

一方で、マイナス面をあげる声も。

 

【浦和の悪印象】

――埼玉県のなかでは家賃は高め

――交通量が多く、大通りは渋滞気味

――浦和レッズのサポーターで混雑

 

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