パターン③仕組みを作ってあとはお金の色分けをする
当社のお客様に多いパターンですが、先々かかる教育資金や老後資金などのお金に関しては、あらかじめ積立商品などでしっかり準備をし、先に仕組みを作ってしまうという方法です。
■いま必要なお金(生活費など)
■近い将来必要になるお金(住宅購入や学費、予備資金など)
■遠い将来必要になるお金(老後資金など)
目的ごとに仕組みを作っているので、それ以外の資産に関しては先々の心配なく、自由に使えるお金となります。
お金の色を分けるメリット
保険や運用商品などの特徴を理解していれば、大きな効果が期待できます。
お金の色を分けるデメリット
保険や運用商品に関して、膨大な知識が必要になるため、個人で行うにはハードルが高いかもしれません。
「自分たちにあった方法」を知ることが大切
一概に「これが正解だ!」ということではないので、お金の管理については悩まれている人も多いのではないでしょう。
お金の管理方法を考えるうえで一番大切なのは、「現状の幸福度」です。
今が幸せであれば方法はどうであれ、それは正しいのだと思います。
ただし、現状の幸福度について「不満」「不安」のほうが大きい状態であれば、一度専門家に相談するのも良いかもしれません。
お金の面での不安を解消し、家庭を幸せな状態に導いていくことが、我々ファイナンシャルプランナーの存在意義だと思います。
石井 悠己也
FP Office株式会社
ファイナンシャル・プランナー