不動産投資で成功したいなら、物件探しに力を入れなければなりません。しかし、たくさんの物件の中からどのように選べばいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。そこで希望の物件をみつけるまでにすべきことを5つに分けて解説します。
不動産投資で希望の物件をみつける「たった5つ」のステップ (※写真はイメージです/PIXTA)

【オンライン相談会】
「安定・堅実」に資産形成をすすめる最適解
年収500万円以上の給与所得者のための「新築ワンルームマンション投資」相談会

【STEP①】不動産投資に関する4つの知識を身につける

Googleなどの検索エンジンで「不動産 物件」と検索してみると、不動産投資用の物件が全国各地にあることがわかります。しかし、たくさんある物件の中からいざ探しはじめようと思っても、ただやみくもに探すだけでは、その物件が本当に自分の希望にあった物件なのか、判断することは容易ではありません。

 

これは居住用の物件探しをする際も同様のことがいえます。不動産投資は第三者が入居し、その家賃を収入として得ることが主な目的ですから、投資する側も居住者の選ぶ視点を知っておく必要があります。

 

以上のことから物件探しをする前段階として、不動産投資に必要な知識を身につけることをお勧めします。必要な知識として代表的なものをみていきましょう。

 

税金・法律の知識

不動産投資において税金と法律の知識は必須です。税金に関する知識は自身の収益性にも大きく影響するため、収益目的で投資をする方は特に入念に勉強しておかなければなりません。

 

中でも、不動産収入を得たときにかかる「不動産所得」に関する基礎知識は、長期的に投資を行ううえで理解しておく必要があります。詳細については国税庁が公開する「不動産収入を受け取ったとき(不動産所得)」よりチェックできますので、事前に確認しておきましょう。

 

お金の知識

不動産投資をはじめるにあたって発生する費用や、必ず話題にでる不動産投資ローン、どうやったら収益をあげることができるのか、などお金についての知識も必要です。

 

賃貸の知識

不動産投資は、第三者が入居して収める家賃が収入源となります。適切な賃貸経営を行うための知識を身につけることも大切です。

 

また、賃貸物件は継続して維持管理する必要があります。維持管理の費用を考慮した不動産投資が利益に直結するため、事前にライフサイクルコストに関する知識を身につけておきましょう。

 

建物の知識

不動産は「物」である以上、経年劣化は防ぐことはできません。経年劣化に対応する方法、築年数と入居者のニーズの相関などを勉強しておくと、長期的な不動産運用に対応できるようになります。

 

【STEP②】物件探しをするために:不動産投資の目的と条件を設定する

不動産投資の知識をつけることができたのなら、ここからが本題です。次に行うことは条件を絞っていくこと。条件の絞り方は以下の流れで進めていくことをお勧めします。

 

●不動産投資をする目的を明確にする

●資金計画を考える

●投資物件の種類・条件を決める

●不動産投資をする目的を明確にする

 

不動産投資を行う背景には主に3つの目的が考えられます。目的によって選ぶ物件の定義が変わってきますので、まずどの目的で不動産投資をするのか明確化しましょう。

 

副収入目的

将来に備えて賃料収入などから、利益を得るために不動産投資をするケースです。老後に備えて貯蓄や年金以外の生活資金を得る手段として検討する場合が考えられます。

 

節税目的

給与所得が多く所得税率が高い方が、節税目的のために利用するケースです。不動産投資を行なうことで所得税が安くなることがあります。

 

相続目的

現金資産が多い場合、不動産投資によって相続税を下げることもできます。土地や建物などの不動産には相続税評価額を下げる措置があるためです。

 

【オンライン相談会】
「安定・堅実」に資産形成をすすめる最適解
年収500万円以上の給与所得者のための「新築ワンルームマンション投資」相談会