3ー投稿契機となったWebページ:国会議員の保険料未納疑惑や海外の年金ストやデモが契機に
【図表4】は、Webページを契機として投稿された年金ツイート*4の、投稿日別の投稿者数の推移である。ニュースサイト等に掲載された記事を見て、記事の脇のアイコンから投稿した場合などが想定される。図表4を見ると、1月20日(金)が最多で、18日と19日と23日も多くなっている。
【図表5】は、年金ツイートの投稿契機となったWebページのうち、そのWebページを契機とした年金ツイートの投稿日別の投稿者数が上位10件に入ったものである。
最も多くの投稿者の投稿契機となったのは、国会議員の年金保険料未納疑惑に関するYahoo!ニュースの記事で、文春オンラインからの転載であった。2番目に多くの投稿者の投稿契機となったのは同記事をピックアップしたページで、3番目に多くの投稿者の投稿契機となったのは1番目に多くの投稿者の投稿契機となった記事と同一であった。また、転載元である文春オンラインの記事も、多くの投稿者の投稿契機となった。
この話題以外では、1月20日(金)に、フランスで行われた年金制度改正に反対するストライキやデモに関する記事と、2023年度の年金額に関する記事が、多くの投稿者の投稿契機となっていた。【図表4】で1月20日(金)が最多となったのは、このように同じ日に3つの話題が投稿契機になったためだと考えられる。
*4:ツイート中にURLを含む年金ツイートのうち、前述したツイートを契機として投稿された年金ツイート以外のもの。
4ー単独で投稿されたツイート:Webページやツイートを契機とする投稿と概ね連動
【図表6】の橙色の線は、単独で投稿された(ツイートやWebページを明示的な投稿契機としていない)年金ツイートの、投稿日別の投稿者数の推移である。これを見ると、単独で投稿された年金ツイートの投稿者数は、ツイートやWebページを投稿契機とした投稿者数と概ね連動している。
返信や引用の形式をとらず、URLの記載もないものの、話題になっているツイートを見て、それに対するコメントなどが投稿された可能性が考えられる。