医療の発達や私たちを取り巻く環境の改善により、ご存じの通り平均寿命は年々上がってきており、まさに人生100年時代は目の前に迫っています。そのため、何十年と続く老後のために20代のうちから老後資金として資産形成をしたいと考える人が増えてきています。そこで役に立つのが、少額でコツコツ投資ができ、かつ、節税メリットの効果が高いiDeCoです。みていきましょう。
できれば20代から始めたい…「iDeCo」いまさら聞けない基本中の基本 (※写真はイメージです/PIXTA)

節税メリットを最大限活用した運用スタイルで資産形成しよう

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iDeCoで扱う商品は大きく分けて2つ。元本確保型と元本変動型です。

 

元本確保型は元本割れリスクがほぼ無い定期預金や保険、元本変動型は投資信託です。「絶対に元本割れしたくない!」という場合は元本確保型が選択肢になりますが、低金利の現状では運用による利益は望めず、利益が非課税になるメリットを生かせません。また、iDeCo口座運用には必ず手数料がかかるため、ただでさえ少ない利益が手数料を下回り元本割れという可能性もあります。

 

一方、元本変動型は元本割れリスクはありますが、その分大きなリターンを期待でき、運用で得た利益が非課税になるメリットを最大限活用することが出来ます。そして、運用期間が長ければ長いほど運用による利益を得るチャンスが増えることにもなります。

 

すべてを投資信託にするのが不安であれば半分を元本確保型にしてもいいですし、投資信託商品の中でもリスクの高いものと低いものに分散投資することでリスク管理することもできます。

 

資産形成を目的としてiDeCoをするのであれば、節税メリットを積極的に活用できる元本変動型を選択することと、なるべく早く20代のうちから始めることが効果的といえます。

節税メリットと長期運用で確かな老後資金形成を!

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老後の資金というのは国が用意してくれる時代から自分で形成しなければならない時代へと、すでに変わってきています。老後の資産形成というのは長期的な運用となるため、その運用コストは無視できません。せっかくiDeCoでそのコストを削減できるのなら活用しない手はありません。そして、資産を増やすという面においては、運用を始めるのが早ければ早いほど利益を手に入れやすくなるのです。

 

人生100年時代に不安のない老後を楽しむためにも、20代から節税メリットの高いiDeCoで資産形成も検討してみてはいかがでしょう?