長引くコロナ禍、ひっそりと投資を始める人が急増しています。タレントとして活躍しながら、投資家・実業家としての顔も持つ杉原杏璃氏が、近年注目が高まっている「AI投資」について、向いていない人の特徴と、AI投資に興味がある人向けに、銘柄選びのポイント4つを解説します。
注目の「AI投資」だが…投資家兼タレントの杉原杏璃が考える「向いていない人」の意外な特徴 (※写真はイメージです/PIXTA)

AI投資サービスを選ぶ際の「4つ」のポイント③④

ポイント③手数料を比較

著者の杉原杏璃氏 写真提供:株式会社フィット
著者の杉原杏璃氏
写真提供:株式会社フィット

AI投資は人を介さないので、他の投資に比べて手数料は低く設定されています。でも、運用のタイプによって手数料が違うことがあります。「一任型」は「助言型」に比べ、全部おまかせの分少し高い設定のようです。最低投資額が100円からのものは「助言型」なので、予算がなく手数料を節約したい人にはおすすめです。

 

ポイント④NISAの有無

AI投資がNISAに対応しているかも、運用益を非課税で受け取れるので大事なポイントです。でも、現状ではあまり多くはないようです。中にはつみたてNISAには対応していないものもあります。慎重に検討しましょう。

AI投資はまだまだ始まったばかり

AIにおまかせと言っても、この投資の人工知能に膨大な情報やデータを入力しているのは、まだまだ人力に依る部分が多いようです。

 

この人力には人為的ミスや気の迷いなどが少なからず影響してしまいます。完全なる資産運用に近づくにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

でも、未来はAIがAIを育て、進化させていきます。AIが自分だけで情報を収集し、人力が思いもよらなかった運用を始める日も近いかもしれません。

 

 

杉原 杏璃

投資家/タレント/実業家