読者の皆さんに家計簿を公開していただく連載「私の家計簿」。今回登場するのは、不動産会社で働く川島このみさん(仮名/30歳・未婚)。さっそくチェックを!
老後の資産形成に不動産投資をスタート
新卒で入社した不動産会社で働く川島さん。
「ファミリー層向けの都心型マンションの営業職を担当しています。会社組織が男性社会ということもあり、出世は期待できず、転職も検討中です」
新卒時代からボーナスは貯金。現在、貯蓄口座には現金が650万円ほど。そのほか100万円強を、投資信託や節税効果の高い投資で運用している。
「不動産投資にも興味があります。賃貸はもったいないという思いから、昨年末に思い切って1LDKのマンションも購入しました」
未婚のため、老後の資産形成という観点からも不動産投資に魅力を感じているという。
「株・債券など有価証券の価格は基本的に景気と連動しているもの。好況時には価格が上昇するものの、不況時には下降する傾向があり元本割れのリスクがあります。しかし、不動産投資で得られる『家賃』は、景気に左右されにくいということもあり、とても魅力に感じています」
ライフステージが変われば、賃貸に出して不労所得を得られる点にも注目。
「結婚、出産、妊娠などライフスタイルの変化にも備えられる投資手段をこれからも検討していきます」
※本記事は、『GINGER』2022年7月号より抜粋して再構成しました。