読者の皆さんに家計簿を公開していただく連載「私の家計簿」。今回登場していただくのは、人材派遣会社で働く水川香子さん(仮名/26歳・未婚)。さっそくチェックしていきましょう!
コロナ禍で収入減の26歳「友人の生活ぶりがうらやましい」【私の家計簿】

ボーナスはカット、家賃補助は打ち切りに

長引くコロナ禍でかなりの経済的打撃を受けているという水川さん。業界規模でコロナの影響を受けていることもあり、ボーナスカットをはじめ、家賃補助やその他の保証なども次々と縮小されていく日々。補助ありきで借りた部屋の家賃が家計を圧迫しているそう。

 

「貯金は現在、50万円ほど。家賃補助がなくなった昨年夏から、貯金を切り崩す日々を送っています」

 

昇給のチャンスも会社の経済的事情で見送りに。仕事にやりがいを感じつつも、給与や金銭面には不満と不安を強く感じていると言います。

 

「周囲が結婚ラッシュということもあり、急な出費も多いのが現実。仕事は楽しいのですが、大学時代の同期の生活ぶりなどを見ると、うらやましいと感じてしまいます」

 

収入アップのため、転職や副業も視野に入れているそうですが…。

 

「副業で収入を増やすにも、初期投資できないという致命的状況です。ウェブライティングなど元手0で始められる副業を計画中。そして今後に備えて、転職エージェントにも登録してみました」

 

貯金の切り崩しを抑えるためには、収入アップだけでなく支出の見直しも急務。

 

「YouTubeのマネー系チャンネルやSNSの財テクアカウントをフォローして勉強中です。確定拠出年金(iDeCo)とつみたてNISAを今年こそは始めたいと思っています。ただ、何かを始めるにしても貯金が少ないので不安です」

 

※本記事は、『GINGER』2022年5月号より抜粋して再構成しました。