あなたの息切れ、それは心不全が原因かも
いつも楽に歩いていた道で息が切れる、寝転がると苦しくなる、それは心不全のサインかもしれません。
心不全とは、心臓の機能障害により全身の組織が必要とする血液(酸素や栄養)を十分に供給できなくなった状態のことです。心不全の状態になると体中で酸素不足、栄養不足が起こるため、息切れだけでなく疲れやすくなったり、足がむくんだり、手足が冷えるなど様々な症状が出てきます。
心不全が重症化すると、呼吸困難や血圧低下を引き起こし、命にかかわる状態になります。
日本における死因別死亡総数の順位では,心疾患による死亡は悪性新生物(癌)に次ぎ2番目に多いですが、そのなかでも、心不全による死亡は心疾患の内訳のなかで最も死亡数が多い疾患とされます。
原因:心疾患によって引き起こされることが多い
心不全は心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などの心疾患によって引き起こされることが多いですが、その心疾患の主な原因として挙げられるのは、以下の4つです。
・高血圧
・糖尿病
・運動不足
・喫煙
高血圧
血液を送りだす為に大きな力が必要となるので、心臓の筋肉が太く大きくなっていきます。心臓の筋肉は大きくなりすぎると、かえって動きが悪くなり心不全の要因となります。
また、大きな力で血管を押し広げようとするので、血管に負担をかけることになります。血管の炎症は、血管を詰まらせる要因になります。
糖尿病
血糖値が高い状態では血管の炎症が生じやすくなり、血管を詰まらせる心筋梗塞などの要因となります。
運動不足
運動不足になると生活習慣病の発症リスクが高まります。また単純に体力が無いというだけで、心筋梗塞のリスクが高まるとされています。
喫煙
様々な炎症物質により血管、心臓機能に悪影響を及ぼします。
上記以外でも細菌感染、貧血、腎機能障害など心臓以外が原因となることもあります。
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