世界で一番高いといわれている、アメリカの出産費用
では、小室圭さん・眞子さん夫妻が、米国で出産となった際はどうなるのでしょうか。
実は米国の出産費用は世界一といわれています。その額は情報源によりさまざまですが、普通分娩で約1万5,000ドル、帝王切開は約2万1,000ドル。1ドル130円で換算すると、通常の出産で200万円程度もかかることになります。
そもそも、米国には日本のように国が運営する国民健康保険制度がありません。その代わり、民間の保険会社と契約すれば、ある程度は出産費用をカバーすることができます。しかし保険の種類によって、なにがカバーできるか異なるので、その内容を吟味する必要も。何も考えずに保険に入ると、思わぬ高額請求でビックリ、ということもあるのです。
たとえば「産婦人科医は保険適用内だったが、麻酔医は保険適用外で、高額請求された」「急遽、帝王切開となり、保険適用外に」といった、怖い話があちらこちらに存在するのです。ただ何もなければ出産費用のすべてを保険でカバーすることも可能です(保険料を考えれば、当然、費用はかかっていますが)。
また日米の比較といえば、入院期間。日本は産後1週間程度の入院が一般的ですが、米国の場合、出産含めて2~3日で退院というケースがほとんど。これは日本は普通分娩が一般的なのに対し、米国では無痛分娩が主流という差が関係しています。「出産の翌日には退院だから、骨盤が開いたまんま」などという笑い話がありますが、実は普通の光景なのです。
費用的にも出産方式にも、出産には日米で大きな差があります。出産費用については、眞子さんは億に近い貯蓄があるといわれていますし、たとえばすべて自腹でも余裕かもしれません。ただ色々と勝手が違い、いざ妊娠・出産となると不安になることも多いでしょう。たとえ、小室圭さんの母である佳代さんが渡米したところで、眞子さんの力にはなれないかもしれません。
ただ、これまでふたりには、外務省などのサポートが入っているという報道も。真意は確かではありませんが、実際に「眞子さん・おめでた」ということになれば、安心して出産にのぞむことができる体制は整っていることでしょう。