多くの投資家が、株式投資で結果を出すためには冷静な分析力と一貫したメンタルが大切であるといいます。しかし、市場ではときに「勝負感」と呼ばれる直感を試される場面があると、株式会社ソーシャルインベストメントの川合一啓氏はいいます。売りが売りを呼ぶようなパニック相場で勝てる人に共通していることとは……みていきましょう。
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「勝ちグセ」がトレードに合理性をもたらす
長く株式相場の世界で勝ち抜くためには、勝負感と同様に「勝ちグセ」も重要です。
「勝ちグセ」とは言葉通り、勝つことをクセにすること。そんなことで相場の世界に長く生き残れるのかと疑問に思う方もいると思いますが、勝ちグセはトレードに合理性をもたらす重要な心構えです。
勝ちグセをつけるためには、「高確率で勝てる手法を見出す」ことが必要です。こうすることで自分の得意なトレードのみに専念でき、無駄なトレードによる損失を限りなく減らせるようになっていきます。
最短で身につけるには、自分にとってぴったりの手法を見出し「同じ手法・エントリー根拠で長期間トレードすること」で、自分の「必殺技」が見つかり自信がもてるようになります。
精神論のように聞こえる「勝ちグセ」ですが、株式投資の世界で生き残るには大きな意味があります。日々チャートを見ながら右往左往する初心者トレーダーにとって、「勝ちグセ」をつけることは、初心者を脱するための近道になるのです。
自信をつけることで一人前のトレーダーへ
株式投資の世界で生き残るためには、セオリーの逆をいくこのような精神論がときに必要になります。
株式トレードの世界で生き残るためには自分のトレードに自信を持つことがなによりも重要です。トレードに自信があるということは、それだけ自身のエントリーの軸が整っているということです。軸がしっかりしていれば、相場が自分の思った方向に進まない場合、躊躇なく損切りすることができます。
自分の必殺技となるエントリー方法をもつ人は結果的に合理的な選択ができるようになり、最終的に勝ちグセが付いた一人前のトレーダーに進化するのです。
株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO
川合 一啓
