株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏は「日本では誰でも億り人になることができる。勤勉に働き、節約をし、資金を捻出し、堅実な投資を積み重ねていけばいいのだから」といいます。しかし長い時間をかけることは、リスクでもあります。投資においても簡単、かつコツをつかめば短期間で億り人になれる可能性のあるFXについてみていきましょう。
堅実な投資法よりも「FXのほうがリスクは低い」といえるワケ【プロトレーダーの解説】 ※画像はイメージです/PIXTA

FXを初めても3ヵ月ももたない人が多い

FXは資金が多ければ勝てるというものではなく、完全に技術に依存するものなのです。一朝一夕に億り人になれるわけではありません。さっきといっていることが違うと思うかもしれませんが、FXを行うためには意外に思うかもしれませんがそんなに時間もかからなければ、そんなにお金も要らないのです。

 

節制して堅実な投資を行うような仙人のような生活はせずとも、億り人になれます。勿論誰でもなれるわけではないしリスクもあります。しかし、甘い気持ちで少しだけやってみて向いていないから撤退するというトレーダーが実に多いことも事実です。なぜそうなってしまうのでしょうか? 

 

最初から大金でトレードを行う

FXで絶対にやってはいけないことが、何の準備も知識もなしに大金でトレードを行うということです。よくあるイメージとしてFXは借金が怖いというものがありますが、実際にはFXで借金になることはほぼありません。

 

法律によって証券会社の強制ロスカットが存在するため、証券口座から半分ほどお金が減ると自動的に決済されてしまい、再びトレードを行うためには追加で証券口座にお金を入れる必要があるからです。

 

しかし、FX自体で借金をすることはなくても、FXで負けた分を取り返すために借金をしてしまう人はいます。FXは一か八かの博打やギャンブルではなくて、知識と技術が必要なスポーツのようなものです。うまくいくプレイヤーもいればうまくいかないプレイヤーもいます。ただ続けていけばうまくなるということも事実です。

 

諦めずに継続することが重要

何事も一朝一夕では実らないものですが、FXも継続することが大事です。そのためには、失っても惜しくない余剰資金でFXを続けていくことが重要となります。「そんなお金はない!」と思うかもしれませんが、意外なことにFXは100円からでもトレードを行うことが可能なのです。

 

100円あれば1ヵ月余裕で持たせることができます。勿論100円が元手では利益はほとんどないのですが、スキルは身につきます。100円からでも始めていけば、これが110円とか120円になっただけでも進歩です。減ることが本来当たり前です。

 

トレーダーというのは、初めてすぐ世界中の熟練トレーダーと戦わなければなりません。そこがスポーツと違う点です。ボクシングでいえば初めていきなり世界チャンピオンと戦うようなものです。誰も初心者だからといって配慮してはくれません。

 

なので、FXを始めて負けるというのは当たり前の話でなにもおかしくありません。全ての人が始めたてでは負けるといっても過言ではないのです。ですから、継続するということが最も重要です。