給料の振り込みやクレジットカードの引き落としなどで多くの人が銀行を利用しています。実は預金し続けているだけだと損をしています。なぜ損をしてしまうのでしょうか。ファイナンシャル・プランナーの渡邊一慶氏が著書『定期預金しか知りませんが、私、本当にお金持ちになれるんですか?』(秀和システム)で解説します。
「銀行にお金を預けると損」気づいてしまった人がとるべき行動

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海外の富裕層は「事業の成功+資産運用」

■預金額は不変でも、お金の価値は減っている

 

――でもそれって、もともとお金持ちだった人ではないですか? 僕のような一般人が真似しても無意味なような……。

 

渡邊 いえ、じつはそれも誤解です。たしかに、プライベートバンクのお客様は、起業家や経営者、お医者さんなどが多いです。しかし、彼らは事業の成功のみで財を築いたわけではありません。海外の富裕層というのは「事業の成功+資産運用」で成功者になった人で富裕層がどのように資産運用をしているのかを学べば、丑久保さんも富裕層の仲間入りができるかもしれません。

 

――なるほど、事業と一言でいっても千差万別ですから、お金持ちになるには、資産運用のほうがカギになるわけですね。

 

渡邊 その通りです。では、なぜ資産運用がカギになるのか、簡単にお話ししましょう。まず、丑久保さんは、お金に価値はあると思いますか?

 

――それはもちろんです。お金がなければ生きていけないですし、欲しいものも買えないですからね。

 

渡邊 そうですよね。しかし、じつは、お金自体には何の価値もありません。

 

――ええっ! どういうことですか?

 

渡邊 日本には、紙幣と硬貨の2種類のお金がありますね。しかし、紙幣はただの紙切れで、硬貨はただの金属です。事実、1万円の原価はたったの25円です。子どもにお年玉として1万円をあげれば喜びますが、25円をあげたら悲しみますよね。

 

――たしかに。お年玉で25円なんて、あげるほうもあげるほうですね。

 

渡邊 では、どうして1万円だと喜び、25円だと悲しむのでしょうか?

 

――それは、1万円ならゲームソフトが2本くらい買えるけれど、25円ならお菓子もろくに買えないですからね。

 

渡邊 じつは、それがお金の正体です。お金はモノやサービスと交換して、初めて価値があるものになるんです。たとえば、大卒の初任給が20万円だとします。初めてもらった給料って嬉しくなかったですか?

 

――そうですね。初めてもらった給料は嬉しかったです。ふふふ、じつは未だに初任給は、そっくりそのまま銀行に預金してるんですよ!

 

渡邊 え! それはすごい……。で、では、同じ20万円の初任給をもらったとしても、ジュース1本が20万円だったとしたらどうでしょう?

 

――まさか! 1か月がんばって働いた給料で、ジュース1本ですか? それでしたら20万円の給料はまったく嬉しくないですね。でも、そんなに急激にモノの値段が上がることってあるんですか?

 

渡邊 たしかに、ジュース1本が20万円というのは現実的ではないかもしれません。しかし、モノの値段って、毎日同じでしょうか? たとえば、車に乗る人はガソリン価格、主婦の人はスーパーでの野菜の値段、旅行好きの人は海外旅行の値段を想像してみてください。

 

レギュラーガソリン1リットルの値段が、100円から150円に値上がりすると50%の値上がりになります。キャベツ一玉の値段が100円から200円になれば、100%の値上がりです。このくらいの価格変動は、実際にあり得る話ですよね。

 

――そう言われてみれば、モノの値段は日々変動していますね。

 

渡邊 ガソリン価格は原油価格によって変わりますし、野菜の値段は天候や災害などに左右されます。海外旅行も為替の影響を受けますね。このように、私たちの身の回りにあるモノやサービスの価格は、つねに変化しているのです。

 

――あまり意識をしたことはなかったですが、たしかにモノやサービスの価格は毎日同じではないですね。

 

渡邊 もしも、お金自体に価値があるのなら、1万円で買えるモノやサービスは、つねに同じでなければおかしいですよね。お金の価値がつねに一定であれば、「今日は安い」とか「今日は高い」と感じることはないはずなんです。

 

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