（※写真はイメージです／PIXTA）
「こっそり副業」が平凡な人生を輝かせる
■フツーの派遣社員が副業開始1週間で自分の商品が売れた裏話
長年派遣社員として働く中、こっそり副業を始めたKさんのお話をします。
彼女はこっそり副業を始める前から、「手に職を！」と資格試験の勉強をしたり、アフィリエイト（他社商品の販売）などの副業術を学んでいました。しかし、どれも機械的な作業のように感じてしまい、だんだん苦痛になって挫折。
本当は自分の強みを活かして楽しく働いてみたいけれど、「フツーの事務職派遣社員の自分には何の強みもないし」と諦めていました。
けれどそんな折、私の「こっそり副業術」に出会い、「やっぱり挑戦してみたい」と思うようになったそうです。
そこでKさんは、「何が売れるか」を確かめるために、まずは一気に10個もの商品を出品しました。
自己分析をした段階では「こんなの売れるのかなぁ」と思うものでも、とにかく出してみるのはタダ！ と主観を捨ててどんどん出品しました。
出品した商品は、「長年の事務経験を活かした事務代行」「褒め上手といわれる性格を活かした創作作品の感想を伝えるサービス」「スナックでのアルバイトで培った話を聞くスキルを活かした、バーのようにまったり話を聞くサービス」など、彼女のちょっとした特技を活かしたもの。
どのサービスも、専門知識や高度なスキルなどがなくとも、彼女の持っている今の知識やスキルで提供できるものでした。
すると1週間後、あっさりと彼女の出品サービスが売れ、プラットフォーム内でランキング入りを果たし、1件数万円越えの仕事依頼など続々と問い合わせが届きました。
初めてできた「自分のお客様」と仕事をした彼女は、その真面目で丁寧な仕事ぶりに感謝され、「仕事がこんなに楽しいなんて初めてです！」と興奮して報告をくれました。
その言葉を聞けた時は、心の底から嬉しかったです。
このKさんが素晴らしかったのは、「とにかく主観を捨てて出してみる」という点です。「こんなことでお金を払う人はいないだろう」「こんなこと誰でもできることだ」という思い込みを捨てるだけで、あっさりと結果は出るのです。
「自分は平凡で何も売るものなんてない」と下を向いている方にはとても希望の湧くエピソードだと思い、ご紹介しました。
ちょっとした自分の特徴に気づき、売れたらラッキー♪くらいのカジュアルな感覚でどんどん商品を販売し、数字を見てゲームやパズル感覚でブラッシュアップしていく。気づいたら「自分のお客様」ができ、「ありがとう！」という言葉をもらえている。
この体験は、きっと大きな自信につながることでしょう。
今これを読んでいるあなたにも、「こんなに楽しい副業があったんだ！」という、新世界に飛び込んだような感覚をぜひ体感してもらえたら嬉しいです。
土谷 愛
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