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「FXで借金をしてしまうのはなぜ?」
「借金になった人の体験談が知りたい」
「もし借金になったらどうすればいいの?」
今回はそんな悩みにお応えします。
FXは取引で大損をして借金を負うというイメージがあるかもしれませんが、それはレアケースです。
なぜなら、相場が急変しても証拠金以上の損失が出ないよう、FX会社が強制的にロスカットしてくれるからです。
そこで今回は、FXで借金を負う原因と対策について、体験談を交えながら解説します。
実際に借金で悩んでいる方への対処法も紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
・どんな人が借金しているのか?体験談集
・FXで借金をしてしまう原因
・借金しないための対策
・借金した時の対処法
・ロスカット水準100%のFX会社
・【借金例1】取引で口座資金がなくなる
・【借金例2】自己資金がなくなる
・【借金例3】金融機関から借金する
・【例外編1】為替の急変による借金
・【例外編2】高額商品を買わされて借金
・どんな人が借金しているのか?体験談集
・借金200万円になった23歳OLの体験談
・一晩で600万円失った46歳主婦の体験談
・FXで借金をしてしまう原因
・借金してでもFXをしたい状況におちいる
・余剰資金で取引していない
・レバレッジをかけ過ぎている
・損切りができない
・借金しないための対策
・余剰資金で取引する
・レバレッジを10倍以下にする
・エントリー前に損切りポイントを決める
・ロスカット水準100%のFX会社を選ぶ
・借金したらどうすればいいの?
・金利を減らして返済負担を下げる
・家族に返済を協力してもらう
・債務整理する
・FXで借金をした時の匿名・無料診断
・ロスカット水準100%のFX会社
・まとめ
FXで借金になってしまう流れと具体例
FXで借金になるのは、次の流れがほとんどです。
- 取引で口座資金がなくなる
- 自己資金がなくなる
- 金融機関から借金する
FXはロスカットがあるので、基本的に取引の損失で口座資金がマイナスになることはありません。
【ロスカットとは】
・証拠金を超える損失を防ぐため、FX会社が強制的に全てのポジションを決済して損失を確定させる制度。
・ポジションの含み損が膨らみ証拠金維持率が一定水準を下回ると執行される。
口座の資金が少なくなるほど、同じ数量のポジションを保有した時の証拠金維持率が低くなり、レートが少し下がるだけでロスカットされやすくなります。
【借金例1】取引で口座資金がなくなる
まず、取引の損失やロスカットでFX口座の残高全額を失います。
【前提条件】
- 1米ドル=130円
- ポジション量=1万通貨買い
- ロスカット基準=証拠金維持率100%で計算
【口座資金が減るほどロスカットが早くなる】
口座資金 | ロスカットレート |
30万円 | 104.167円 |
25万円 | 109.375円 |
20万円 | 114.584円 |
15万円 | 119.792円 |
10万円 | 125円 |
※みんなのFXのサイトへ移動します。
【借金例2】自己資金がなくなる
口座資金が尽きると、余剰資金から貯金、生活費へと手を出します。
最初は余剰資金だけでやるつもりでも、負けたことに対する意地や悔しさから冷静さを失い、大事なお金をFX口座に入れてしまうのです。
貯金や生活費は、失うと将来や今の生活に支障が出るのは判っていても、「損失を取り返したらすぐに戻せば大丈夫」と甘く考えるのが原因です。
しかし、大切なお金ほど損失を出せないプレッシャーが強くなります。
その結果、ルールを無視した優位性の低い取引で損失を出したり、「失うわけにはいかない!」と損切りをせずにポジションを持ち続けてロスカットされ、大損します。
生活費までFXで失うと、ついに自己資金はゼロです。
【借金例3】金融機関から借金する
自己資金が尽きてもFXで損失を取り返そうとする人は、最終的に金融機関から借金をして取引します。
最近ではスマホやネットから簡単に借りられたり、「初回は一定期間利息ゼロ」といったキャンペーンも借金につながりやすくなります。
もはやここまでくると冷静ではいられず、暇さえあればチャートに張り付いて取引を繰り返しがちです。
しかし、優位性の高いエントリータイミングは1日で何度も来るわけではないので、勝ちにくい相場で無理に取引をしては損失を重ねるケースが多いです。
【例外編1】為替の急変による借金
FXにはロスカットがあるものの、短時間にレートが急変した場合、ロスカット注文が間に合わず証拠金を超える損失が出るケースがあります。
有名な例が、2015年1月15日に起きたスイスフランショックです。
スイスの中央銀行が、ユーロスイスフランのレートが1.2を下回らないように買い支えていた金融政策を突然中止すると発表。
その結果、ユーロスイスフランのレートはわずか数分の間に2,000pips(=20円)以上下落しました。
短時間の急激な下落でロスカットが間に合わず、証拠金を超える損失で借金になったトレーダーが続出しました。
【例外編2】高額商品を買わされて借金
FXでは借金をさせて高額な商材や取引ソフトを買わせる詐欺が発生しています。
「今はお金がなくても借金すれば払える。FXですぐに稼げるから返済もすぐに終わる」という言葉にだまされ、借金をしてお金を払ってしまうのです。
お金を払うとすぐに相手と連絡がつかなくなり、解約・返金に応じてもらえないケースが多いです。
参考:独立行政法人国民生活センター「子どもサポート情報第176号」
こうした投資関連の詐欺は、経験が少ない初心者が狙われるので注意が必要です。
怪しいと思ったら、警察の相談専用電話や消費者ホットラインに相談しましょう。
相談先 | 電話番号 | 開設時間 |
警察相談専用電話 | #9110 | 平日8:30~17:15 |
消費者ホットライン | 188 | 平日9:00~17:00 土日10:00~16:00 ※地方により異なる |
どんな人が借金しているのか?体験談集
FXで借金になった体験談を2つ紹介します。
①借金200万円になった23歳OLの体験談
②一晩で600万円失った46歳主婦の体験談
どちらも損失に対する考えが甘かったのが原因です。
借金200万円になった23歳OLの体験談
一晩で600万円失った46歳主婦の体験談
FXで借金をしてしまう原因
FXで借金をする原因は4つです。
【4つの原因】
①借金してでもFXをしたい状況におちいる
②余剰資金で取引していない
③レバレッジをかけ過ぎている
④損切りができない
対策は後ほど解説するので、まずは原因を理解しましょう。
借金してでもFXをしたい状況におちいる
ひとつ目は、借金してでもFXをしたい状況におちいることです。
負けたくない、負けを取り返したい気持ちが強いのが原因です。
「借金してもFXで取り返せば問題ない」と借金を正当化するメンタルに問題があります。
後に引けない悔しい気持ちは判りますが、余剰資金がなくなった段階で潔く諦めましょう。
余剰資金で取引していない
2つ目は余剰資金で取引していないことです。
「FXに投資してもよい余剰資金」と「投資してはいけない貯金や生活費」を区別しないのが原因です。
特に生活費に手を出すと「負けられない」「損失を取り返したい」という感情が強くなり、ルールを無視した取引で損失を出しやすくなります。
レバレッジをかけ過ぎている
3つ目はレバレッジのかけ過ぎです。
レバレッジが高いほど、FXのリスクは大きくなります。
【前提条件】
- 証拠金10万円
- 1米ドル=130円の買いポジションを保有
- 1円下落した場合の損失を計算
レバレッジ | 取引金額 | ポジション量 | 発生する損失 |
1倍 | 10万円 | 769通貨 | 769円 |
3倍 | 30万円 | 2,307通貨 | 2,307円 |
5倍 | 50万円 | 3,846通貨 | 3,846円 |
10倍 | 100万円 | 7,692通貨 | 7,692円 |
25倍 | 250万円 | 19,230通貨 | 19,230円 |
1回の取引で生じる損失が大きければ、資金が早く減るのは分かりますよね。
損切りができない
4つ目の原因は損切りができないことです。
損切りしないままポジションの含み損が膨らむと損失が拡大し、最終的にロスカットされて大損する可能性を高めるだけです。
大損を繰り返すとあっという間に資金がなくなります。
借金しないための対策
借金を避けるには下記4つを実践してください。
【4つの対策】
①余剰資金で取引する
②レバレッジを10倍以下にする
③エントリー前に損切りポイントを決める
④ロスカット水準100%のFX会社を選ぶ
理解したらルール化して、徹底して守りましょう。
余剰資金で取引する
ひとつ目は余剰資金で取引することです。
貯金だけでなく生活費まで失うと生活できなくなり、借金せざるを得なくなるからです。
生活を犠牲にしてまでFXをするのは本来の目的ではありません。
余剰資金がなくなった時点で、これまでの損失は勉強代だと思って潔く諦めましょう。
レバレッジを10倍以下にする
2つ目は、レバレッジ10倍以下で取引することです。
相場が急変してもロスカットされにくく、損失を抑えられるためです。
【前提条件】
- 証拠金10万円
- 1米ドル=130円の買いポジションを保有
- ロスカット基準=証拠金維持率100%
- 6円急落した場合の損失を計算
レバレッジ | ポジション量 | 証拠金維持率 | 発生する損失 | ロスカット | 下落後の 証拠金残高 |
1倍 | 769通貨 | 2500% | 4,614円 | 無し | 95,386円 |
3倍 | 2,307通貨 | 833% | 13,842円 | 無し | 86,158円 |
5倍 | 3,846通貨 | 500% | 23,076円 | 無し | 76,924円 |
10倍 | 7,692通貨 | 250% | 46,152円 | 無し | 53,848円 |
25倍 | 19,230通貨 | 100% | 115,380円 | あり | -15,380円 |
レバレッジ25倍だと6円の急落で115,380円の損失が発生し、口座がマイナス15,380円で借金になります。
FX会社によっては実効レバレッジではなく証拠金維持率しか表示されないので、実効レバレッジを10倍以下に抑えるには証拠金維持率を250%以上に保ちましょう。
エントリー前に損切りポイントを決める
エントリー前に損切りポイントを決めてください。
そうすれば「待てばいつか上がる」「損失を確定させたくない」という感情に左右されず、淡々と損切りできるからです。
エントリーを決めるタイミングで、損切価格を決めておくのがベストです。
また長期トレードでは含み損の金額で損切を決める方法もあります。
それが、証拠金の2%の含み損で損切りする「2%ルール」です。
例えば、証拠金10万円で米ドル円を1,000通貨買う(1米ドル=130円)場合、含み損が2,000円になるレート、つまり128円で損切りします。
2%の損失なら金額的なダメージが少なく、精神的な負担も抑えられます。
ロスカット水準100%のFX会社を選ぶ
証拠金維持率100%でロスカットされるFX会社を使いましょう。
FX会社によってロスカット基準が異なり、証拠金維持率100%ならロスカットによる損失がもっとも少ないからです。
証拠金10万円、レバレッジ10倍で米ドル円の通貨ペアを130円で買った場合のロスカットレートと損失を比べてみましょう。
ロスカット基準 | ロスカットレート | 損失 |
40% | 119.08円 | 8.4万円 |
50% | 119.60円 | 8万円 |
60% | 120.12円 | 7.6万円 |
70% | 120.64円 | 7.2万円 |
80% | 121.16円 | 6.8万円 |
90% | 121.68円 | 6.4万円 |
100% | 122.20円 | 6万円 |
ロスカット基準が高いほど損失は小さいものの、ロスカットレートが高く執行されやすくなります。
ロスカットされると大きな損失が確定するので、証拠金維持率を高く保ち、ロスカットされにくい運用を心がけてください。
借金したらどうすればいいの?
万が一借金をしてしまった場合の解決策は3つあります。
【3つの解決策】
①金利を減らして返済負担を下げる
②家族に返済を協力してもらう
③債務整理する
遅くなるほど金利の負担が大きくなったり、精神的に追い詰められてますます借金を重ねてしまうので、早期の返済を最優先に考えてください。
金利を減らして返済負担を下げる
ひとつ目は、金利を減らして返済の負担を下げる方法です。
借金が複数の場合、ひとつにまとめると金利が下がる場合があります。
借り換えや「おまとめローン」を利用し、金利の低い銀行から借り入れて前のローンを返済しましょう。
家族に返済を協力してもらう
家族からお金を借りて早期に返済すれば、金利の負担が減ります。
なぜなら、家族から借りた分には利息がつかないからです。
ただし、利息がつかなくても借りたお金はきちんと返しましょう。
債務整理する
債務整理は、借金の支払期日の延期や減額、免除などの方法で借金を解決につなげる合法的な手続きです。
一般的に法律事務所で扱う債務整理には3種類あります。
特徴 | 注意点 | |
①任意整理 | ・弁護士が代理人となって個別に債権者と和解交渉をする ・利息の軽減 ・免除や支払期間が猶予される ・FXが原因でも認められる |
・「短期間で高額な借金」「直前で借りてほとんど返していない」場合は利息が残ったり、 支払期間を延長してもらえない恐れ |
②個人再生 | ・借金の元本を大幅に圧縮できる ・FXが原因でも認められる ・裁判所が作った返済計画に従って3~5年で返済する ・財産(家や車など)を手放さずに手続きできる |
・借金をゼロにはできない ・自己破産すると処分しなければならない財産(家や車など)の価値を下回る減額はできない ・個人再生中にFXをすると借金の減額が取り消される恐れ |
③自己破産 | ・借金をゼロにできる ・債務整理の中でもっとも効果が大きい |
・「免責不許可事由」によりFXの借金は自己破産が認められない恐れ ・数十万円以上の費用がかかる ・新しく借金ができなくなる ・クレジットカードが使えなくなる ・価値のある財産を処分される |
任意整理→個人再生→自己破産に行くほど借金の減額効果が高いものの、デメリットや費用も大きいため、詳しくは法律事務所などに個別で相談してみましょう。
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まとめ
上記で紹介した「FXで借金しない対策」を実践すれば、借金せずにFXができるだけでなく、大損を避けて安全に運用できます。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
・FXで借金する原因は自己資金を失っても取引しようとするメンタル
・FXは必ず余剰資金でやるべき
・短時間のレート急変に備えてレバレッジは10倍以下に抑えよう
FX口座の資金が減っていくと意地になり「後で返せば大丈夫」と言い訳をして、手持ちの資金を全額投資しがちです。
しかし、FXよりも生活を送れることが優先なので、余剰資金がなくなったら取引は終わりにすべきです。
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