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「1分足のスキャルピングで勝ちたい」
「エントリーとイグジットの条件はどうすべき?」
「短い時間でも楽に相場分析を繰り返したい」
といった悩みを解消できる記事です。
1分足を使った取引では素早い売買判断が必要ですが、相場分析をする時間が十分に持てないため、感覚でエントリーしようとする人もいるのではないでしょうか。
しかし感覚でエントリーすると余計な損失につながり、思うように勝てないケースが多いです。
上手に資金を増やすには、「メジャーな通貨ペアを選ぶ」、「日本時間夕方~夜間に絞って取引する」など、いくつかコツがあります。
そこで今回は、1分足のスキャルピングで収益性を高める5つのルールとともに、有効なインジケーターと具体的なエントリー・イグジット条件を紹介します。
記事内容を意識してスキャルピングを行えば、短い時間でも効率的に利益を出せるでしょう。
・1分足スキャルピングに使うインジケーター
・1分足スキャルピングのエントリー・イグジット条件
・相場分析を助けてくれる便利なツール
・スキャルピング向きのFX口座3選
・1分足スキャルピングの注意点
・1分足スキャルピングの3つの利点
・1分足でスキャルピングをする時の5つのルール
・①スプレッドが狭い口座を使う
・②メジャーな通貨ペアで取引する
・③時間帯によって取引する通貨ペアを変える
・④相場分析を行う
・⑤損切り注文を入れる
・1分足でスキャルピングをする時に使うインジケーター
・移動平均線
・トレンドライン
・ボリンジャーバンド
・MACD
・RSI
・1分足スキャルピングのエントリー・イグジット
・移動平均線を使う場合
・トレンドラインを使う場合
・ボリンジャーバンドを使う場合
・MACDを使う場合
・RSIを使う場合
・分析を助けてくれる便利なツール
・スキャルピング向きのFX口座3選
・1分足でスキャルピングをする際の注意点
・だましに遭いやすい
・利幅が小さくなる
・瞬間的な判断力が必要
・1分足でスキャルピングをする3つの利点
・短時間で利益が積み上がる
・取引チャンスが多い
・為替変動リスクが小さくなる
・無理に1分足で取引する必要はない
・まとめ 自分に合った運用スタイルで取引しよう
スキャルピングの基本
トレードスタイル |
取引時間 |
利益の種類 |
取引1回あたりの損益 |
スキャルピング |
数秒~数分 |
為替差益 |
小 |
デイトレード |
数分~数時間 |
為替差益 |
中 |
スイングトレード |
数日~数週間 |
為替差益・スワップポイント |
大 |
長期トレード |
数ヵ月~数年 |
為替差益・スワップポイント |
特大 |
スキャルピングとは、数秒〜数分の短い時間で小さい利益を積み上げて資金を増やす取引スタイルです。
FXの4つのスタイル(スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期トレード)の中で、もっとも短い時間でエントリーとイグジットを行うため、損益の幅が小さいのが特徴です。
スキャルピングでは1分足、5分足、15分足チャートを使うことが多いのですが、この記事では1分足について詳しく解説しますね。
1分足でスキャルピングをする時の5つのルール
1分足でスキャルピングをする時には、5つのルールを守りましょう。
①スプレッドが狭い口座を使う
②メジャーな通貨ペアで取引する
③時間帯によって取引する通貨ペアを変える
④相場分析を行う
⑤損切り注文を入れる
収益性を高めつつ損失のリスクを抑えるために重要なポイントなので、実践に取り入れてみてくださいね。
あわせて読みたい:【7戦法】FXのスキャルピング勝ち方をご紹介!初心者OK今すぐ実践
①スプレッドが狭い口座を使う
ひとつ目はスプレッドが狭い口座を使う点です。
理由は、取引回数が多くなるスキャルピングでコストの負担を抑え、なるべく多くの利益を残すためです。
例えば、米ドル/円のスプレッドが0.1銭~0.3銭のFX会社でスキャルピングした場合、1000通貨取引における1年間のコストの差額は4,800円にもなります。
0.1銭 | 0.2銭 | 0.3銭 | |
1日1回の取引 | 240円 | 480円 | 720円 |
1日5回の取引 | 1,200円 | 2,400円 | 3,600円 |
1日10回の取引 | 2,400円 | 4,800円 | 7,200円 |
このように、取引回数が増えると大きな差になります。
FX会社のスプレッド一覧
更新日:2024年3月25日。対円通貨ペアの単位は銭、対円以外通貨の単位はpips。
*GMOクリック証券のスプレッドは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*外為どっとコムは原則固定(例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
*マネーパートナーズのスプレッドは原則固定(例外あり)米ドル/円は5万通貨まで(2024年1月8日から3月29日)、ユーロ/円、豪ドル/円は1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨までのスプレッド。(9:00〜27:00) ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは1万通貨まで、トルコリラ/円、南アランド/円は3万通貨までのスプレッド。
②メジャーな通貨ペアで取引する
メジャーな通貨ペアで取引しましょう。
なぜなら、流通量が安定していて相場分析がしやすく、値動きを予測しやすいからです。
スキャルピングに適した通貨ペアは次の6種類です。
・米ドル/円
・ユーロ/円
・ポンド/円
・豪ドル/円
・ユーロ/米ドル
・英ポンド/米ドル
マイナーな通貨ペアはスプレッドが広く、小さな利幅を狙うスキャルピングには向いていません。
③時間帯によって取引する通貨ペアを変える
時間帯によって取引する通貨ペアを変えると効率的に稼げます。
ひとつの通貨ペアでも、時間帯によって値動きが変わるからです。
ロンドン市場とニューヨーク市場(日本時間21時以降)が重なる時間帯は、特に値動きが活発なのでスキャルピングで利益を出しやすくなります。
各市場で狙い目となる通貨ペアは次の通りです。
【ロンドン時間】
・ユーロ/円
・英ポンド/円
・ユーロ/米ドル
・英ポンド/米ドル
【ニューヨーク時間】
・米ドル/円
・ユーロ/円
・豪ドル/円
・ユーロ/米ドル
ロンドン時間はユーロやポンドといった欧州通貨を含むペア、ニューヨーク時間はアメリカの米ドルを中心に取引しましょう。
④相場分析を行う
短い時間で取引を繰り返すからといって、相場分析を怠ってはいけません。
相場分析をしないと優位性が低いタイミングでエントリーする恐れがあり、損失が出やすくなるためです。
また、感覚で取引すると、根拠があいまいで取引結果を振り返ることができず、取引スタイルを改善できなくなります。
スキャルピングの収益性をアップさせるには、面倒でも毎回相場分析を行い、優位性の高いタイミングに絞ってエントリーするのが大切だ。
あわせて読みたい:スキャルピングに適したテクニカル5選と手法!勝率を上げる8つのコツ
⑤損切り注文を入れる
必ず損切り注文を入れて、損失を限定させましょう。
損切りをしないまま含み損が膨らむとロスカットを受けて、多くの資金を失う可能性があるからです。
プロのトレーダーや統計学者でさえ勝率100%は不可能なので、すべての取引で勝とうとするのではなく、損切りも挟みつつトータルでプラスを目指してください。
損益比率(リスク・リワード)が1:2以上になるように取引すれば、勝率33.34%以上という比較的緩いハードルでトータルの収支をプラスにできますよ。
例えば含み損2,000円で損切りするなら、利確は4,000円以上で行うよ。
損益比率を1:2に設定した時の勝率が、33.34%以上になるような取引手法を見つけましょう。
1分足でスキャルピングをする時に使うインジケーター
1分足のスキャルピングに適したインジケーター(テクニカル指標)は次の5つです。
・移動平均線
・トレンドライン
・ボリンジャーバンド
・MACD
・RSI
それぞれのインジケーターでどんな情報がわかるのか見ていきましょう。
あわせて読みたい:【手法付き】FXのスキャルピングに最適なインジケーター5種類を紹介
移動平均線
移動平均線は、過去の値動きの平均値をチャートに表した指標です。
インジケーターの中でもっとも基本的な指標で、世界中のトレーダーに愛用されています。
短期・中期・長期の3本線の傾きや位置関係から、相場のトレンドを教えてくれます。
トレンドライン
トレンドラインはチャートの安値同士または高値同士を結んだ直線です。
安値同士を結んだ右上がりの直線はサポートライン(支持線)と呼ばれ、そのラインに安値を支えられながらチャートが上昇するのが特徴です。
一方、高値同士を結んだ右下がり直線をレジスタンスライン(抵抗線)といい、そのラインに高値を抑えられる形でチャートが下落します。
チャートが水平な2本のトレンドラインに挟まれて、その中で上下を繰り返す形をレンジ相場といいます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に3本ずつ引いた‐3σ~+3σのバンドです。
バンドとチャートの位置関係から、相場の過熱感を判断します。
チャートが上昇し+3σに近いほど「買われすぎ」になり、反落する可能性が高まっているサインです。
逆にチャートが下落して-3σに近いほど「売られすぎ」なので、反発する可能性が高くなります。
MACD
MACDは「マックディー」と読み、移動平均線を応用したインジケーターです。
MACD線とシグナル線の傾きと位置関係からサインを読みます。
MACD線がシグナル線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は上昇のサイン、MACD線がシグナル線を上から下に抜ける「デッドクロス」は下落のサインです。
RSI
RSIは「Relative Strength Index(=相対力指数)」の頭文字で、ボリンジャーバンドと同様に相場の過熱感がわかるインジケーターです。
0~100の間で変動し、30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎのサインです。
ただし、相場に強いトレンドが発生すると、0または100に張り付いたまま反転しないケースがあります。
その場合はエントリーを見送り、値動きが落ち着くまで待つのが安全です。
1分足スキャルピングのエントリー・イグジット
上記で紹介した5つのインジケーターを利用したエントリー・イグジットの条件を見ていきましょう。
移動平均線を使う場合
移動平均線のゴールデンクロス(短期線が長期線を下から上に抜ける)が発生したら、買いエントリーです。
なぜなら、上昇を予測して買い注文を入れるトレーダーが増え、相場が上昇しやすいからです。
逆に短期線が長期線を上から下に抜ける「デッドクロス」が発生したら、下落しやすいので売りエントリーします。
エントリー後、逆方向のクロスが発生したらイグジットです。
ちなみに、長期線が右上がりで短期線が垂直に近い角度で上に抜けたゴールデンクロスほど上昇力が強くなるよ。
一方デッドクロスの場合は、長期線が右下がりで短期線が垂直に近い角度で下に抜けるほど下落力が強いんだ。
トレンドラインを使う場合
トレンドラインのエントリーポイントは「押し目買い」または「戻り売り」です。
押し目買いは、上昇トレンドでチャートがサポートラインまで下がったところでエントリーします。
なぜなら押し目は、上昇トレンドと同じ方向にチャートが上昇する起点となり、含み益が出やすい(=優位性が高い)ポイントだからです。
一方、戻り売りは下降トレンドでチャートがレジスタンスラインまで上昇したところでエントリーします。
トレンドはラインを割り込むと反対のトレンドに転じやすいので、割り込んだらイグジットします。
ボリンジャーバンドを使う場合
ボリンジャーバンドはチャートが±2σ付近に達したら逆張りでエントリーします。
なぜなら±2σ付近では、統計的に95.4%の確率でチャートが反転すると考えられているからです。
利確ポイントはセンターバンド、損切りポイントはエントリーしたローソク足の高値または安値を更新したところに設定します。
MACDを使う場合
MACDはゴールデンクロスで買いエントリー、デッドクロスで売りエントリーします。
その際、シグナル線に対してMACD線が垂直に近い角度で抜けたクロスほど強いサインです。
また、MACDの0ラインから遠くで発生したゴールデンクロス・デッドクロスほどサインが強くなります。
MACDは移動平均線に比べてクロスが発生するタイミングが早い。
そのためMACDと移動平均線を併用して、両者のクロスが一致したタイミングでエントリーすれば精度が高くなるぞ。
イグジット条件は、エントリーと逆のクロスが発生することです。
RSIを使う場合
RSIは売られすぎ水準で反発を狙って買いエントリー、買われすぎ水準で反落を予測して売りエントリーします。
また、同じく相場の過熱感を測るボリンジャーバンドと併用すると精度が高くなります。
具体的には、RSIが30以下かつボリンジャーバンドが-2σ付近なら売られすぎのサインが強いため、買いエントリーです。
逆に、RSIが70以上かつボリンジャーバンドが+2σ付近なら買われすぎのサインが強いため、売りエントリーです。
RSIからイグジットポイントを読み取ると損切りが遅れるので、利確ポイントはセンターバンド、損切りポイントはエントリーしたローソク足の高値または安値を更新したところに設定しましょう。
分析を助けてくれる便利なツール
相場分析をする際は、サポートツールがあると便利です。
なぜなら、様々な視点で相場を判断できたり、視覚的に売買ポイントを見つけやすくなるからです。
取引用と分析用で口座を使い分けているトレーダーも多いので、メイン口座の他に下記のツールが使えるFX会社も検討してみてくださいね。
プロが使う! チャートの高機能分析ツール
38種類のテクニカル指標でチャート分析ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。
直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。
初心者でも使いやすく、FXのプロもうなる高機能チャートがGMOクリック証券のプラチナチャート+です。
ボタン一つで自動分析! 初心者でも高度な分析ができる
自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!
トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。
また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。
自動で未来予想! 上がるのか下がるのか教えてくれる
「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。
過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!
これを使いたくて、外為どっとコムに口座を作る人がいるほど人気です。
チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる
「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。
その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!
そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。
外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。
スキャルピング向きのFX口座3選
100円からできるFX「松井証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.5銭 | 1.1銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
・1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!
レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。
少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 最大550,000円 |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
スプレッドが安く低コスト! 高機能分析ツールの「外為どっとコム」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万2千円 対象期間:口座開設月から翌月末まで |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・HDI格付け調査「Webサポート/問合せ窓口(電話)部門」で最高評価の三ッ星を獲得!(2019年-2021年)
・売買の方向性とタイミングを教えてくれる「お天気シグナル」が無料で使える
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者向けの動画セミナーや為替の見通し予想動画などがあり、トレードの実力がUPしやすい。
相場の未来を予測してくれる「みらい予測チャート」や自動でテクニカル分析をして売買のシグナルを表示してくれる「お天気シグナル」は必ず使うべきツールだ。
1分足でスキャルピングをする際の注意点
1分足でスキャルピングをする際は、3つの注意点があります。
・だましに遭いやすい
・利幅が小さくなる
・瞬間的な判断力が必要
損失のリスクを抑えるため、しっかり理解しておきましょう。
あわせて読みたい:FXスキャルピングで勝てない13の原因と勝ちやすい5つの取引手法
だましに遭いやすい
ひとつ目はだましに遭いやすい点です。
だましとは、インジケーターのサイン通りにチャートが動かないケースを指します。
1分足は時間が短いため、インジケーターのサインの精度が長期足よりも低いからです。
1分足でだましに遭う確率を下げるには、5分足や15分足といった上位足のインジケーターと1分足のサインが一致するタイミングを待ちましょう。
スマホアプリで取引する人も多いよね。
そんな人には、4画面チャートで複数の時間足を確認できる、GMOクリック証券のツールがおすすめだよ。
利幅が小さくなる
2点目は利幅が小さくなることです。
なぜなら、1分足チャートは画面に表示される値幅が上位足よりも小さいからです。
1分足スキャルピングは、小さな利幅で取引を繰り返して、コツコツ資金を増やしたい方に向いています。
瞬間的な判断力が必要
3つ目は瞬間的な判断を求められる点です。
1分足は時間が短いため、インジケーターのサインが効く時間も短いためです。
サインを見つけたら素早くエントリーして、数秒ほどでイグジット注文を出す場面がたくさんあります。
事前に利幅と損切り幅を設定した上でIFO注文を使えば、エントリー、利確、損切りの3つの注文を同時に出せるので、発注時の手間が減り、操作ミスも防げますよ。
1分足でスキャルピングをする3つの利点
注意点がある一方で、1分足のスキャルピングにはこんなメリットもあります。
・短時間で利益が積み上がる
・取引チャンスが多い
・為替変動リスクが小さくなる
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
短時間で利益が積み上がる
ひとつ目は短い時間で利益が積み上がる点です。
短期足である1分足を使うため、エントリーからイグジットまでの時間が数秒~数分だからです。
スイングトレードや長期トレードよりも早く利益を得たい方に向いています。
取引チャンスが多い
取引チャンスが多いというメリットもあります。
理由は短い時間足ほどインジケーターのサインが出やすいからです。
「長時間チャートを見ながら待っているのが苦手!」そんなチャンスを多く見つけたい方におすすめです。
為替変動リスクが小さくなる
1分足のスキャルピングは為替変動リスクを抑えられます。
なぜなら、ポジションの保有時間が他の取引スタイルよりも短いためです。
資金をリスクにさらしている時間が短いので、他のトレードスタイルよりも為替変動による影響が小さいと言えます。
無理に1分足で取引する必要はない
1分足で思うように勝てない場合は、5分足での取引を検討してください。
無理に取引するとかえって損失を増やす恐れがあるからです。
5分足なら1分足よりも取引回数が減るので、相場分析や発注の負担を抑えられます。
また、焦りやプレッシャーが軽くなるためトレードルールを守りやすくなり、損益が安定します。
FXで上手に資金を増やすには、自分に合った取引スタイルを見つけるのがポイントです。
まとめ 自分に合った運用スタイルで取引しよう
上記で紹介した「1分足でスキャルピングをする時の5つのルール」を意識しつつエントリー・イグジット条件を実践すれば、短い時間で上手に資金を増やせるでしょう。
では、最後に今回のおさらいです。
・1分足のスキャルピングはメジャー通貨で時間帯を絞って行う
・短い時間でも相場分析しやすい5つのインジケーターを覚えよう
・1分足でうまく稼げない時は無理せず5分足を検討しよう
「素早く発注する自信がない」「慌てて取引すると操作ミスをして損失が出そう」という方は、無料のデモトレードで練習すれば損失のリスクがありません。
難しそうなら5分足のスキャルピングや、もっと長い時間の取引(デイトレードやスイングトレード)など他のスタイルもありますよ。
自分に合うスタイルを見つけて、FXで上手に資金を増やしていきましょう!