初心者でも実践しやすいスキャルピング手法と勝つための3つのコツ、取引で失敗しないための注意点を解説する記事です。スキャルピング取引の特徴にも触れつつ、短時間で効率的に利益を出すために欠かせないテクニカル分析を徹底解説します!
【超シンプル取引】初心者でも簡単なFXのスキャルピング手法2選

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「スキャルピングで思うように勝てない」

「初心者でもスキャルピングで勝てるの?」

「勝ちやすいスキャルピング手法を教えて!」

 

といった悩みにお応えする記事です。

 

スキャルピングは短い時間で取引を繰り返すため、相場分析の時間が十分に持てず、感覚でエントリーしてしまう方が多いのではないでしょうか。

 

勝率をアップさせるには面倒でも相場分析を行い、優位性の高いタイミングに絞って取引するのが重要です。

とはいっても、大事なポイントを理解せずに既存の手法を真似るだけでは思うように勝てません。

 

そこでこの記事では、初心者でもやりやすい2つのスキャルピング手法と、手法を実践する上で意識すべき3つのポイントをお伝えします。

 

この記事を読み終えると、スキャルピングへの理解が深まるだけでなく、短時間で効率的に利益を出せる手法が身につきますよ!

 

この記事でわかること
・スキャルピング手法を理解するための基礎知識
・初心者が始めやすい2つのスキャルピング手法
・スキャルピング手法で勝つための3つのコツ
・負けないFX口座を選ぶ3つのポイント
・スキャルピング取引で失敗しないための注意点

 

スキャルピングとは? 取引スタイルの特徴
他のトレードスタイルとどう違うの?
スキャルピングが他のスタイルより優れている点
スキャルピング手法を理解するためのテクニカル基礎知識
①トレンドライン
②水平線(サポート/レジスタンスライン)
③チャートパターン
④指数平滑移動平均線
初心者が始めやすい2つのスキャルピング手法
移動平均線とラインを組み合わせる手法
長期足トレンドフォローとブレイクアウトを活用する手法
スキャルピング手法で勝つための3のコツ
順張りに徹して損小利大を目指す
水平線やトレンドラインをゾーンで考える
根拠のシグナルは強いほど良い
負けないFX口座を選ぶ3つのポイント
スプレッドが狭い口座で取引手数料を抑えよう
スキャルピング公認口座で凍結リスクを回避
少額取引から開始してまずは経験値を獲得
スキャルピングで勝つためのオススメFX口座2選
テクニカル分析をサポートしてくれるツール3選
GMOクリック証券の「プラチナチャート」
外為どっとコムの「みらい予測チャート」と「お天気シグナル」
ヒロセ通商の「LIONチャート」
スキャルピング取引で失敗しないための注意点
良好な通信環境で取引する
スプレッドの小さいメジャー通貨ペアで取引
トレンドが発生しやすい時間に取引する
合理的なエントリーを徹底する
根拠が崩れたら必ず損切りを
まとめ

スキャルピングとは? 取引スタイルの特徴

スキャルピングとは

 

スキャルピングとは、数秒から数分という短い時間の取引を何度も繰り返し、小さな利益を積み上げる取引スタイルです。

 

短時間で迅速な取引判断が求められるため初心者には難易度が高めですが、利益を出すチャンスは他の取引スタイルより多いのが特徴です。

 

また、ポジションの保有時間が短いため為替変動リスクにさらされにくいメリットもあります。

 

他のトレードスタイルとどう違うの?

FXではスキャルピング以外にデイトレード、スイングトレード、長期トレードの4つの取引スタイルがあります。

 

取引手法 1回の取引時間 1日の取引回数 テクニカル分析 ファンダメンタルズ分析
スキャルピング 数秒〜数分 1日に数回〜数十回
デイトレード 数分〜数時間 1日に数回
スイングトレード 数日〜数週間 1月に数回
長期トレード 数ヶ月〜数年 1年に数回

 

1回の取引時間が長くなるほど、大きな資金を投資して大きな利益を狙うのが特徴です。

 

そのため、短時間に集中して小さな利益を積み上げたい方にはスキャルピングが、まとまった資金を投資して長期間で大きな利益を得たい方には長期トレードが向いています。

 

スキャルピングが他のスタイルより優れている点

スキャルピングは取引回数が多いため、初心者が経験を積むには最適です。

 

また、短い時間足チャートを使うので長期足よりもテクニカル指標のシグナルが出やすく、稼ぐチャンスが多くなります。

 

さらに、スキャルピングはポジションの保有時間が短いため、為替変動リスクにさらされる時間が短くて済むメリットもあります。

 

【スキャルピングがおすすめな方】
・取引経験をたくさん積みたい
・利益を出すチャンスがたくさん欲しい
・為替変動リスクを抑えたい

 

スキャルピング手法を理解するためのテクニカル基礎知識

テクニカル分析の基礎知識

 

 

スキャルピングでは、相場予測に根拠を持たせるためのテクニカル分析が欠かせません。

 

なぜならテクニカル分析をして優位性の高いタイミングでエントリーすれば、感覚だけで取引するよりも勝率が高まるからです。

 

テクニカル分析を用いたスキャルピング手法を理解するには、下記4つの基礎知識を押さえましょう。

 

①トレンドライン
②水平線(サポート/レジスタンスライン)
③4つのチャートパターン
④指数平滑移動平均線

 

①トレンドライン

トレンドラインはチャートの安値同士もしくは高値同士を結んだ直線で、もっとも基本的なテクニカル指標です。

 

安値同士を結んだ右上がりの直線はサポートライン(支持線)と呼ばれ、チャートがそのラインに支えられるように上昇するシグナルになります。

 

トレンドライン

 

一方、高値同士を結んだ右下がりの直線はレジスタンスライン(抵抗線)と呼ばれ、チャートがそのラインに抑えられるように下落するシグナルです。

 

チャートに直線を引くだけのシンプルな指標ですが、トレンドの方向性や強さ・長さだけでなく、チャートが反転するタイミングもつかめるので、ぜひ覚えておきましょう。

 

②水平線(サポート/レジスタンスライン)

チャートの安値同士を結んだ時の水平線がサポートライン、高値同士を結んだ時の水平線がレジスタンスラインです。

 

サポートラインとレジスタンスラインに挟まれ、チャートが上下を繰り返す相場を「レンジ」といいます。

 

サポートライン付近ではチャートが上昇しやすいので買い、レジスタンスライン付近ではチャートが下落しやすいので売りで取引して利益を狙います。

 

水平線

 

水平線をブレイクすると値動きに勢いがつきやすいので、サポートラインの下は逆指値売り注文、レジスタンスラインの上は逆指値買い注文を出してエントリー(損切り)するポイントです。

 

サポートラインを下抜けた後は、レジスタンスラインとして機能する事も多いから注意深く見てみよう。

 

③チャートパターン

トレンドラインを用いた相場予測の応用として、有名な4つのチャートパターンがあります。

 

・ヘッドアンドショルダー
・ダイヤモンドフォーメーション
・三角持ち合い
・ダブルトップ/トリプルトップ

 

チャートパターン

 

これらは多くのトレーダーが意識して注文が集まりやすいので、高確率でパターンの値動きになります。

 

チャートを見ていてパターンに気づいたら利益を出すチャンスなので、積極的にエントリーしてみましょう。

 

④指数平滑移動平均線

指数平滑移動平均線は「EMA(Exponential Moving Average)」と呼ばれ、過去の一定期間の為替レートの平均値を用いたテクニカル指標です。

 

3つの異なる期間の平均レートを滑らかな線で表します。

 

 

例えば25EMAは直近25日間の平均値、75EMAは直近75日間の平均値、200EMAは直近200日間の平均値という意味です。

 

特に3本のEMAの傾きが同じで、かつ短期→中期→長期の順に並ぶと、トレンドが強くなります。

 

また、指数平滑移動平均線は単純移動平均線と比べ値動きに敏感に反応するため、売買シグナルが早く出るのが特徴です。

 

EMA

 

また、指数平滑移動平均線は短期線が長期線を上に抜ける「ゴールデンクロス」は上昇のシグナルとなります。

 

 

一方、短期線が長期線を下に抜ける「デッドクロス」は下落のシグナルです。

 

 

初心者が始めやすい2つのスキャルピング手法

スキャルピングの手法

 

初心者でもやりやすいスキャルピング手法を2つ紹介します。

 

①移動平均線とラインを組み合わせる手法
②長期足トレンドフォローとチャートパターンブレイクを活用する手法

 

感覚で取引するよりも優位性の高いタイミングで取引できるようになり、勝率アップが図れますよ!

 

移動平均線とラインを組み合わせる手法

指数平滑移動平均線とラインを組み合わせたトレード手法です。

 

米ドル円の5分足のキャプチャを参考に説明していきます。

 

3本の移動平均線は、紫色(25EMA)黄色(75EMA)赤色(200EMA)となっています。

 

3本線が順番に並ぶパーフェクトオーダーとなっており、上昇トレンドが見て取れますね。

 

パーフェクトオーダー時にローソク足が200EMAより上位の場合は、買い戦略(下位の場合は売り戦略)を取っていきます。

 

スキャルピングの手法(ラインと移動平均)

 

ここに水平線(支持線・抵抗線)とトレンドラインを引き、エントリーポイントを探っていきましょう。

 

水平線で反発したタイミングが買い注文(200EMAより下位の場合は売り注文)のポイントとなります。

 

赤丸で囲った箇所は、水平線とトレンドラインが交差するポイントで反発していますね。

 

複数の根拠が重なっているため、より強いシグナルとなり価格上昇の確率が高まります。

 

 

根拠が一つだけよりも、複数あるポイントの方が注目されるよ。

多くの人が買いで入りやすいポイントとなり、勝てるトレードになる確率が高まるよ。

 

長期足トレンドフォローとブレイクアウトを活用する手法

例えば、5分足でのトレードを想定しているとします。

 

その際に日足、1時間足など複数の長期足でトレンドを確認します。(下図は米ドル円の5分足)

 

長期足のトレンドとブレイクアウトの方向性が一致していると、トレンド方向に為替が動く確率だけでなく、利益を伸ばせる確率も高まります。

 

長期足のトレンドを確認したら、5分足のチャートでチャートパターンを意識してエントリーポイントを探します。(下図は米ドル円の5分足)

 

スキャルピングの手法(ブレイクアウト)

 

図の中でも左にダイヤモンドフォーメーションと右にダブルトップのパターンが見て取れますね。

 

チャートパターンをブレイクするポイントがエントリーのタイミングです。

 

ただし、ブレイク直後に値動きが戻ってくることもしばしば見られます。

 

ブレイクしたからといってすぐにエントリーするのではなく、ダマシに合わない様に一旦値動きが戻ってきた際の押し目を待ってからエントリーするようにしましょう。

 

ネックラインは線で表されますが、厳密には線というよりも、指示帯や抵抗帯と呼ぶ方が適切なほど範囲は曖昧です。

 

押し目をつけて抵抗帯を抜けるまで待つとより勝率は高まります。

 

 

スキャルピング手法で勝つための3のコツ

勝つためのポイント

 

スキャルピング手法で勝つには3つのコツがあります。

 

①順張りに徹して損小利大を目指す
②水平線やトレンドラインをゾーンで考える
③根拠のシグナルは強いほど良い

 

これらを実践すれば、既存の手法をなんとなく真似るだけよりも勝ちやすくなりますよ!

 

順張りに徹して損小利大を目指す

順張りで取引して損小利大を目指しましょう。

 

トレンドに逆らってエントリーする「逆張り」だと、転換のシグナルを見つけるのが難しいからです。

 

順張りはトレンドと同じ方向にエントリーするため、上昇トレンドに対しては買い、下降トレンドに対しては売りでエントリーします。

 

また、損小利大とは1回の取引における損切り幅を利確幅よりも小さく設定することです。

 

そうすれば、勝率が50%未満でもトータルの収支をプラスにできるからです。

 

例えば損益比率を1:2に設定すると、勝率33.34%以上でトータルの収支がプラスになるので、3回に1回以上勝てば資金を増やせます。

 

損益比率に応じてトータルの収支をプラスにできる勝率の組み合わせを下表にまとめましたので、取引する時の参考にしてください。

 

【トータルをプラスにする損益比率と勝率の分岐点】

損益比率 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
1:0.5 × × × × × ×
1:1 × × × × ×
1:1.5 × × × ×
1:2.0 × × ×
1:2.5 × ×
1:3.0 × ×

 

水平線やトレンドラインをゾーンで考える

 

2つ目のコツは、水平線やトレンドラインをゾーンで考える点です。

 

 

理由は一本のラインでなく、ゾーンで考えるとだましを回避しやすくなるためです。

 

指示帯・抵抗帯

 

実際に画像を見てもらうと、厳密には1本のラインでというよりは、ネックラインはゾーン(支持帯)で機能しているのがわかると思います。

 

ラインの引き方(例:ローソク足のヒゲで引くか実体で引くか)やどの時間足チャートを使うかにより見え方は変わります。

 

さらには、いろいろな思惑で為替の売買は行われているため、十分にランダム要素を考慮する必要があるのです。

 

始めのころはラインをローソク足の実態に引くのか、ヒゲに引くのかも迷いがち。

ゾーンで理解するようになると、その悩みも解決するわね。

 

根拠のシグナルは強いほど良い

複数のシグナルが重なるポイントでエントリーしましょう。

 

>シグナルを意識するトレーダーが増えて注文が集まり、シグナルどおりの値動きになりやすいからです。

 

根拠の重複

 

ただし、テクニカル指標が多すぎるとシグナルが重なるタイミングが来にくくなるので、>同時に使う指標は多くても3つにしてください。

 

 

負けないFX口座を選ぶ3つのポイント

スキャルピング口座の選び方

 

スキャルピングで勝つための口座を選ぶポイントは下記3つです。

 

①スプレッドが狭い口座で取引手数料を抑えよう
②スキャルピング公認口座で凍結リスクを回避
③少額取引から開始してまずは経験値を獲得

 

どんな手法で取引するかはもちろん大事ですが、勝ちやすい環境を整えるのも重要ですよ。

 

スプレッドが狭い口座で取引手数料を抑えよう

 

スプレッドが狭い口座でコストを抑えましょう。

 

なぜならスキャルピングは、デイトレードやスイングトレードといった他の取引スタイルよりも取引回数が多くなり、スプレッドの負担が大きいためです。

 

例えば、米ドル円のスプレッドが0.1銭~0.3銭の口座を使った場合の1年間のコストは次のとおりです。

 

わずか0.1銭の違いでも、取引量・回数が増えるほどコストが大きいのが判りますね。

 

【1年間にわたって10回/日の取引を行った場合のスプレッド】

取引量 0.1銭 0.2銭 0.3銭
1,000通貨 2,400円 4,800円 7,200円
1万通貨 24,000円 48,000円 72,000円
10万通貨 240,000円 480,000円 720,000円

 

スキャルピング公認口座で凍結リスクを回避

スキャルピング公認のFX会社を使いましょう。

 

理由はスキャルピング禁止のFX会社だと口座を凍結され、取引停止になる恐れがあるからです。

 

ちなみにFX会社に問い合わせたところ、「弊社のシステムに負荷がかかり、関係者に不利益が生じるリスクを避けるため、短時間にお取引を繰り返す行為は控えて欲しい」というあいまいな回答が多いのが実情です。

 

 

スキャルピングの具体的な基準はグレーなままですが、口座凍結のリスクを避けるには公認の口座を使うのが無難です。

 

少額取引から開始してまずは経験値を獲得

1000通貨以下の少額で取引できるFX会社を選んでください。

 

スキャルピングは瞬時の判断と素早いツールの操作が必要で、他の取引スタイルよりも難易度が高いからです。

 

特に経験が浅い初心者は、最初から大金を投資すると焦って利益を逃したり損失を出しやすいので、少額取引で落ち着いて経験を積みましょう。

 

【初心者によくあるスキャルピングの失敗例】
・値動きに振り回されて大損
・誤発注に気づかずポジションを放置し大損
・ツールの操作が遅くチャンスを逃す

 

 

スキャルピングで勝つためのオススメFX口座2選

スキャルピング公認の確認がとれたFX会社のうち、スプレッドが優秀かつ1通貨単位の少額から始められる口座を2つ紹介しますね。

 

①100円からできるFX「松井証券
②顧客満足度 第1位! 取引コストが安い「SBI FXトレード」

 

実際にFX各社に問い合わせをして「秒単位のスキャルピンング」や「指標発表時のスキャルピング」に制限があるかどうか問い合わせてみました。

 

ここで紹介しているスキャルピングが可能な会社を選ぶと間違いありません。

 

FX会社 スキャルピング
秒単位制限
指標発表時の
制限
米ドル/円スプレッド
(銭)
最低取引単価
松井証券 0.2~1.6 1 通貨
SBI FXトレード 0.19 1 通貨
ヒロセ通商 byGMO 0.2~0.9 1,000通貨
FXプライム byGMO 0.2~0.9 1,000通貨
GMO外貨 0.2 1,000通貨
GMOクリック証券 0.2 1,000通貨
FXプライム byGMO 0.6 1,000通貨
DMM FX 0.2 10,000通貨
外為どっとコム 0.2
原則固定
(例外あり)
1,000通貨
みんなのFX 0.2 1,000通貨
*深夜の取引やロット数が大きい場合などは、スプレッドが原則固定外となるケースあり
*GMOクリック証券の南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位

*広告を含む場合があります。

 

100円からできるFX「松井証券」

松井証券
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.1銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1通貨
マイナススワップが大きい
最大100万円

スプレッドは原則固定(※例外あり)
 

1通貨(ドル円なら5円)からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実

 

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら5円)から取引が可能!

 

レバレッジ1倍なら100円、25倍なら5円という少額で取引ができるのが最大の特徴よ。

 

少額から取引ができるので大損するリスクが無く、初心者でも安心して取引ができるわ。

 

 

 

テクニカル分析をサポートしてくれるツール3選

サポートツール

 

短い時間で何度もテクニカル分析を行うのは大変ですよね。

 

そこで、効率的に分析できるサポートツールを3つ紹介します。

 

①GMOクリック証券の「プラチナチャート」
②外為どっとコムの「みらい予測チャート」と「お天気シグナル」
③ヒロセ通商の「LIONチャート」

 

GMOクリック証券の「プラチナチャート」

GMOクリック証券のプラチナチャートは、38種類のテクニカル指標でチャート分析ができる優秀な分析ツールです。

 

加えて、為替だけでなく、債券や株式など他の市場チャートを表示して相関分析も行えます。

 

債券市場は「米国債が売られると金利が上昇して円安ドル高になる」という様に為替と相関が強い市場です。

 

同じ画面内で比較することで為替のトレンドを理解する助けになりますね。

プロが使う! チャートの高機能分析ツール

 

プラチナチャート

38種類のテクニカル指標でチャート分析ができ、為替だけではなく米国株価や原油、金など様々なチャートを表示できます。

直近の「高値・安値」を自動で表示してくれるので、それを意識したトレードがしやすく、勝率がUPします。

初心者でも使いやすく、FXのプロもうなる高機能チャートがGMOクリック証券のプラチナチャートです。

 

外為どっとコムの「みらい予測チャート」と「お天気シグナル」

外為どっとコムの「みらい予測チャート」はローソク足2500本に及ぶ過去チャートの値動きから「将来の値動き」を予測してくれます。

 

「お天気シグナル」は7種類の主要テクニカル指標から自動分析を行い、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。

 

為替予測に自信がもてない初心者にとっては、自分の予測とプログラム予測を比較してみるといった活用も可能になりますね。

 

さらに、「外為注文情報)」や「「売買比率情報」から、他のトレーダーの注文状況がわかるので、市場の売買圧力も可視化できます。

自動で未来予想! 上がるのか下がるのか教えてくれる

 

外為どっとコムのみらい予測チャート

「みらい予測チャート」は最大約12年分(ローソク足2500本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。

過去のチャートとの一致率も表示されるので、高い精度で未来を予測可能!

これを使いたくて、外為どっとコムに口座を作る人がいるほど人気です。

 

チャート分析不要! 買い時・売り時を教えてくれる

 

お天気シグナルで勝率UP!

「お天気シグナル」は移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど7種類の主要テクニカル指標で自動分析してくれて、「買い時・売り時」をチャート上に表示してくれます。

その通りに売買するだけの手軽さが、FX初心者に人気!

そのテクニカル指標で売買した結果の累計損益が表示されるので、過去にそのテクニカル指標の通りに売買して儲かったかどうかが一目でわかります。

外為どっとコムの「お天気シグナル」はテクニカル分析が苦手な初心者におすすめのツールです。

 

 

ヒロセ通商の「LIONチャート」

ヒロセ通商LIONチャートは「直近の高値・安値の自動表示」や「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など便利機能が満載です。

 

また、他のトレーダーの指値・逆指値注文をチャート上に表示してくれるので、どの価格帯で売買注文が厚いかがわかり、相場予測に役立ちます。

ボタン一つで自動分析! 初心者でも高度な分析ができる

 

勝てるチャート!LIONチャートPlus+

自動でトレンドラインを引いてくれて、「直近の高値・安値の自動表示」、「フィボナッチリトレースメントも自動表示」など、至れり尽くせりのラクラク機能が満載!

トレンドラインを引くのは初心者には難しいですが、ヒロセ通商の「LIONチャートPlus+」を使えば自動でできます。

また、他のトレーダーの注文状況もチャート上に表示してくれるので、売り注文や買い注文が厚いレートがわかり、相場の予想が格段にしやすくなります。

他のトレーダーの注文状況をワンクリックで表示

 

 

スキャルピング取引で失敗しないための注意点

注意点

 

スキャルピングで失敗しないためには、下記5つのポイントを意識しましょう。

 

①良好な通信環境で取引する
②スプレッドの小さいメジャー通貨ペアで取引
③トレンドが発生しやすい時間に取引する
④合理的なエントリーを徹底する
⑤根拠が崩れたら必ず損切りを

 

各ポイントを詳しく解説しますね。

 

良好な通信環境で取引する

通信環境が良い場所で取引しましょう。

 

理由は通信環境が悪いとチャートの更新や注文の処理に遅れが生じ、不利なレートで約定する原因になるからです。

 

スキャルピングは1回の利益が小さい取引を何度も繰り返すので、不利なレートでの約定が積み重なると大きな損失につながる恐れがあります。

 

スプレッドの小さいメジャー通貨ペアで取引

 

2つ目のポイントは、スプレッドが狭いメジャーな通貨ペアで取引することです。

 

スキャルピングは1回の取引における利幅が小さいため、スプレッドが大きいと利益を出しにくくなるからです。

 

 

また、メジャーな通貨ペアは流通量が多いため、テクニカル分析が効きやすいメリットもありますよ。

 

【低スプレッドのメジャー通貨】
・米ドル円
・ユーロ円
・ユーロ米ドル
・ポンド円
・ポンドドル

 

始めは取引量の多い「米ドル/円」から始めると良いぞ。

スプレッドが一番狭い通貨ペア、かつドルストレートで不確定要素も低い。

 

トレンドが発生しやすい時間に取引する

トレンドが発生しやすい時間帯に絞って取引しましょう。

 

理由は順張り手法が使いやすく、短時間で効率的に利益を出せるからです。

 

 

順張りとはトレンドと同じ方向に取引する手法で、上昇トレンドでは買い、下降トレンドでは売りでエントリーします。

 

稼ぎやすい時間帯

 

具体的にはロンドン市場が開く日本時間午後4時~午後6時と、ニューヨーク市場が開く午後9時~翌午前0時が狙い目です。

 

合理的なエントリーを徹底する

4つ目のポイントは、必ず根拠を持ってエントリーをすることです。

 

スキャルピングは短い時間で取引を繰り返すため、テクニカル分析をする時間を十分に持てず、感覚でエントリーして損失を出すケースが多いからです。

 

余計な損失を避け、勝率を高めて資金を増やすには、2つ以上のシグナルが一致するタイミングでエントリーしましょう。

 

 

ただし、根拠のこじ付けにならないように気をつけよう。

多くの人が意識するチャートパターンや基本的なテクニカル指標を参照するといいぞ。

 

根拠が崩れたら必ず損切りを

値動きの予測が崩れたら早めに損切りをして、大損を防ぎましょう。

 

損切りをしないままポジションの含み損が膨らむと、ロスカットされて大損するからです。

 

特にスキャルピングは、短い時間で値幅の小さい取引を繰り返すスタイルなので、「少し待てば含み損が解消するだろう」と損切りをせず失敗するケースが後を絶ちません。

 

コツコツ利益を積み上げても、数回の大損の方が上回れば収支はマイナスになります。

 

1回の取引における損益比率を決めて、損小利大になる手法で運用しましょう。

 

まとめ

上記で紹介した「スキャルピング手法で勝つためのコツと失敗を避ける注意点」を踏まえて取引手法を実践すれば、既存の手法を何となく真似るよりも資金を増やしやすくなります。

 

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

 

・短い時間の取引でもシグナルを読み、根拠を持ってエントリーするのが大切
・シグナルを見つけるにはテクニカル分析を覚えよう
複数のシグナルが重なるタイミングは優位性が高く利益を出しやすい
・スキャルピングにオススメの口座は「松井証券 」「SBI FXトレード

 

「テクニカル分析なんて面倒。チャートの動きに合わせてエントリーすれば十分利益が出せる気がする」と思う方もいるでしょう。

 

感覚で取引しても利益は出せるかもしれませんが、一定のルールに従って取引した方が結果を振り返りやすくなります。

 

結果を振り返り、利益が出たパターンの取引を増やせば勝率アップにつながり、感覚トレードよりも資金が増えるスピードが上がります。

 

 

短い時間で何度もシグナルを探すのは大変かもしれませんが、資金を増やしやすくなることを励みに頑張りましょう!

 

 

 

参考元