不動産投資は立地が決め手とよく耳にしますが、好立地の不動産に投資しながらも、失敗してしまう投資家は珍しくありません。その理由のひとつに「管理をお願いしている不動産会社にある」と資産コンサルタントの山崎博久氏はいいます。良い管理会は何をしているのか、みていきましょう。
投資の成否が決まる…入居者が集まる不動産会社は何をしているのか?

物件がブランド化…「いい部屋」にはファンが集まる

付加価値の高い物件を提供し続ける不動産会社の中には、ブランド化しファンが生まれているところもあります。扱う物件はそれぞれ魅力的なうえにバリエーションが豊富で、細かく分かれたたくさんの人たちの好みをフォローしています。

 

物件を紹介するサイトには都会的なタイプから和モダン、エキゾチックまで多くのライフスタイルに合わせたデザインが並び、見ているだけでも楽しくなります。自分らしく過ごせる生活がしたい、他の人とは少し違った部屋に住みたい、と考える入居希望者が自然と集まることがわかります。

 

人気のある物件は入居待ちが出るほどで、こうした物件を所有できれば空室のリスクはかなり低いと考えられます。不動産会社を選ぶときは、実際にどれくらい入居者に選ばれているかも考えると投資リスクを避けやすくなるでしょう。

「手広くケア」している会社を選び安定した投資環境づくりを

不動産投資では、不動産会社の物件への関わり方次第で成果が変わる可能性があります。新しい生活を提供できる魅力的なリノベーションを行い、見えない部分まで安心できる工事をする不動産会社の物件なら、きっと多くの人に選ばれるはずです。

 

また物件を購入した後も、ビジネスパートナーとして所有物件の運営をサポートしてくれる不動産会社もあります。不動産投資は立地の良い物件を選んで購入すれば終わりではありません。安定して家賃収入を得るには定期的に収支を確認し、退去がわかれば素早く新たな入居者を募る必要があります。

 

不動産投資での大きな損失を防ぐには、物件やオーナーのケアを幅広く丁寧に行ってくれる不動産会社を選ぶことが重要なポイントになると言えそうです。

 

 

山崎 博久

リズム株式会社

アセットコンサルティング事業部長

 

 

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