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あなたの強みを生かした商品づくりの鉄則
▶商品を作る公式
商品の提供方法を理解したところで、実際の商品を決める段階にうつります。
あなたの強みを活かした商品を作るには、この公式を使います。
あなたの知識・スキル×提供方法×ターゲット=商品
▶提供方法を変えれば、まったく別の商品になる!
例えば、第2章の自己分析によって、あなたは「どうやら自分は人の話を聞くのが得意かもしれない」と判明したとします。
そこで、あなたがその「傾聴スキル」を活かして商品を作りたい!と思った場合、提供方法別に次のような商品を考えることができます。
①「傾聴スキル」×「代行業」=インタビュー取材代行
②「傾聴スキル」×「相談業」=カウンセリング、コーチング
③「傾聴スキル」×「先生業」=傾聴力アップセミナーを開催
④「傾聴スキル」×「共有業」=傾聴力アップ法をテキストや動画セミナーなどのマニュアルに変えて販売
いかがでしょうか? 同じ知識・スキルであっても、4つの提供方法のどれを選択するかによって、作る商品がガラッと変わりますね。2
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▶その商品、誰が喜ぶ? ターゲットを決める重要性
商品作りの公式を使って、作れそうな商品の候補が出てきたら、次にやることは、「それを誰に売るか?」を決めることです。
例えば「化粧水」を作るにしても、「女性向け」か「男性向け」かで、成分・容器・パッケージ・宣伝用のキャッチコピー・CMで使うタレントなどは当然変わりますよね。
一般的な傾向をいえば、「女性向け」であれば可愛らしく、お部屋に置いてもオシャレなデザインのものが売れやすくなりますし、逆に「男性向け」であれば可愛いデザインよりもクールで機能的なデザインの方が売れやすくなります。
さらにいえば、同じ「女性」であったとしても、「10代学生」「30代会社員」「50代主婦」などによっても、買いたくなるポイントはそれぞれ違うはずです。あくまで一般的な話ですが、ターゲットが10代であれば良質な成分にこだわるよりも買い求めやすい価格にした方が売れるでしょうし、逆に30代であれば安さよりも質を求める人が多くなるでしょう。
「売る側」になろうとすると、ついつい夢が膨らみ、「せっかく自分の知識・スキルを活かして稼ぐなら、“全員に売れやすい商品”を作ろう!」と思ってしまいがちです。
ところが、商品に求めるものが属性によって少しずつ異なるからこそ、「すべての人をまんべんなく満足させる商品を作ること」を目指すよりも、まずは「限られた人をしっかりと満足させる商品を作ること」を目指す方が、結果として売れやすいわけですね。
つまり、「誰に売るのか」を決めるからこそ、商品の中身が自然と具体的に設計されて、より売れやすくなっていく、ということを覚えておいてください。
▶ターゲット決めのコツは2段階で考えること
ここまでターゲットを決める重要性をお伝えしてきましたが、じゃあどうやってターゲットを決めていくの?という部分を解説したいと思います。
とはいっても、考えることはたったの2つ。
①あなたの商品で喜んでくれそう・助かりそうな人はどんな人?をまずざっくりと考える
②①について、より具体的に年齢・性別・職業・悩みを考える
ターゲット決めのコツは、いきなりウンウンうなって考え始めるよりも、このように2段階に順序立てて考えることです。
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