会社員の独立を支援サポートする鈴木誠一郎氏は著書内において、「専門家」とは各分野で「困っている人の悩みを解決できる人間」であり、各分野の現場で働いている経験豊富なサラリーマンこそ「専門家」に向いていると述べています。本記事では、サラリーマンとして「会社勤めだけ」をしていることのリスクについて見ていきます。 ※本連載は、鈴木誠一郎氏の著書『最強!副業術 本業は「サラリーマン」副業は「専門家」の働き方』(ごきげんビジネス出版)を一部抜粋・再編集したものです。
定年後「急に退屈する人」と「ずっと幸せな人」の決定的な差…サラリーマン時代から準備できること (※写真はイメージです/PIXTA)

プラットフォーム会社を利用して賢く副業

4.その後、早いケースでは数週間後に自分の得意分野の案件を紹介されます。プラットフォーム会社から紹介された案件の内容や条件をよく聞いて受けるかどうかを決めていきます。

 

5.紹介された案件を受ける場合は、さらに詳細な内容がメールで送られてきます。また、実際にその企業に出向いて詳細な説明を聞きに行くこともあります。

 

いずれの場合も、その案件を依頼された該当企業の背景や現状、事情、プロジェクト期間、報酬額、目標値等々について詳細に伝えられます。

 

6.説明された全ての条件を承諾すると、プラットフォーム会社の担当者が該当企業に連絡を取り、最初に企業を訪問する日時を決めます。この際にプラットフォーム会社と業務委託契約を交わします。秘密保持に関する契約も同時に行います。

 

7.プラットフォーム会社の担当者と一緒に該当する企業を訪問します。企業側と今後の打ち合わせを行います。決定した取り組み開始日に企業を訪問して開始するという流れになります。

初の案件を獲得したら全身全霊で取り組むことが大事

企業への個別支援経験がなくても恐れることはありません。

 

まず1件目を全身全霊で取り組むのです。ここで8:2の法則が登場します。パレートの法則ともいいます。世の中のほとんどの物事というのは1回経験すれば、全体の約80%を経験してしまうという法則です。

 

あなたが企業支援を1回完了した段階で支援内容の約80%は経験したということができるということを意味しています。80%を経験すれば充分です。

 

あとは「場数」が解決してくれます。だから恐れることはないのです。そして2回目からは堂々と胸を張ってください。

 

 

鈴木 誠一郎

オンリーワン・コンサルタント養成アカデミー

代表

 

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