FXではトレーダーが「ポジポジ病」になることがあります。本当の「病気」ではないのですが、この状態になるととても厄介です。今回はポジポジ病に陥りやすい人の特徴や治療法などを紹介していきます。
FXトレーダーが陥りやすい「ポジポジ病」…克服するために必要なこと ※画像はイメージです/PIXTA

「ポジポジ病」を治すためには自己分析が欠かせない

ポジポジ病の特徴としては、常にポジションを持つ状態になっていることが挙げられますが、FXのプロでも常にポジションを持つケースは稀です。プロになればなるほどトレードをした際の勝率は高くなる傾向にありますので、ポジションを持つ機会というのは必然的に下がる傾向にあります。

 

それでは、プロはどのようにしてポジポジ病を治したのかというと、それは「徹底的なセルフコントロール」にあります。簡単にいえば「自分の分析の中で勝率が高い状況しかポジションを持たない」ということを強く意識するのがポイントです。

 

この条件を満たすためには、マーケットの分析を深く行ってトレードの結果を大きく改善させる必要があります。近年ではデモトレードなどで実際のトレードと同じような仕組みでFXを学ぶことができる環境が構築されています。

 

まずはデモトレードで実際のトレードと同じように取引をすることで、リアルのトレードでも分析した内容と同じようにトレードすれば勝率が高まるということです。

 

大事なのは「自分が作ったトレードルールに100%従う」ということなので、自分が作ったルールを破らないように気をつけましょう。

 

■まとめ

ポジポジ病はFXの初心者が必ずといってもいいほどに陥る症状となっていて、ここで大きなマイナスを背負うことでFXをやめてしまう人も多いほどです。

 

しかし、この壁を乗り越えることによって初心者から上級者への道が開けることになりますので、まずは自分がどのようにトレードをしているのかということを分析することが大切です。

 

ポジポジ病は一朝一夕で治るものではなく、長い時間を掛けて精神的にも強くならなければいけませんので、集中して治すように心がけると良いでしょう。