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SNS「いいね」が生きがい…〈世帯年収1,800万円〉夫婦の誰もが羨む生活の裏側
「クレカの請求額を見るたびに萎えます……。夫婦でこれだけ稼いでいるのに、貯金できる気がしません」
都内の外資系企業に勤めるリョウイチさん(仮名・48歳)の年収は約1,200万円、妻のユミさん(仮名・44歳)も正社員として働き年収600万円。世帯年収1,800万円を誇る、いわゆる「アッパーミドル層」です。
他人から見たら、羨ましがられるほど余裕のある生活。週末は予約困難なレストランで高級ディナー、長期休みにはハワイやヨーロッパへ海外旅行。その様子をSNSにアップするユミさん。リョウイチさんも、自分の愛車や高級時計、タワーマンションで暮らす姿をSNSに載せ、優越感に浸っています。
「SNSの投稿には、『素敵な夫婦ですね!』『憧れます!』といったコメントで溢れています。正直、周りからの賞賛が生きがいです」
しかし、夫婦の家計の裏側を見てみると、まさに「火の車」だったのです。
「退職金もタワマンのローンに消える」貯金200万円・高所得夫婦のリアル
「実際の暮らしでは、毎月ひたすら支払いに追われています……」
タワーマンションや車のローンに加え、今の生活を維持するための交際費や被服費を合わせると毎月50万円以上。世帯で月に手取り100万円近くあっても、支払いが終わると手元に残るのはわずかです。
「もうすぐ50歳ですよ? なのに貯金はたったの200万円。退職金なんてタワマンのローンに消えて終わりです。老後は不安しかありません……」
生活水準を落とせばいいだけの話ですが、一度上げた生活レベルを下げることは至難の業です。特に「SNSで充実した生活をアピールすること」で満たされると、今さら節約する気にはならないのが現状でした。
「このままじゃ絶対に老後破産するってわかってるのに、見栄を張るのをやめられないんです。実はお金に余裕がないなんて、誰にもいえません……」
[参考資料]
内閣府「令和6年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」