平均年収1,000万円超え…高給職の理由
ランキング1位は、前年に続き「航空機操縦士(パイロット)」。平均月収は114万6,700円、賞与を含めた推定年収は1,593万円に達しました。会社員平均の3倍近い、まさに「空のプロフェッショナル」にふさわしい桁外れの給与額です。
続く2位は「医師」で年収1,300万5,600円。さらに「大学教授」「歯科医師」を加えた上位4職種が、平均年収で大台の1,000万円を超えています。
【職業別「平均年収」トップ5(男女計)】
1位 「航空機操縦士」1,593.0万円
2位 「医師」1,300.6万円
3位 「大学教授(高専含む)」1,077.0万円
4位 「歯科医師」1,000.0万円
5位 「大学准教授(高専含む)」876.3万円
一般会社員の平均と比較して約2倍〜3倍と、圧倒的に高給取り。その理由を紐解くと、主に3つのポイントが浮かび上がります。
まず1つ目は、「誰にでもできる仕事ではない」という希少性。パイロットや医師、公認会計士などは、国家資格を得るまでに長い年月と多額の費用がかかります。この高いハードルを乗り越えた人しか就けないため、代わりのきかない専門家として高い給与が約束されているのです。
2つ目は、「命」や「経営」を預かる責任の重さ。何百人もの乗客の命を預かるパイロットや、一瞬の判断が生命に直結する医師などは、ミスが許されない極度のプレッシャーの中で働いています。高年収には、その重大な責任やリスクに対する「手当」としての側面があるのです。
3つ目は、積み上げた「知識」が価値を生む働き方。大学教授などの専門職は、単なる作業時間ではなく、長年蓄えた知識の深さが不可欠です。彼らの一言や設計図1枚が世の中に大きな影響を与えるため、1時間あたりの価値が高く設定されているのです。