日本の会社員には利用できる手厚い社会保障制度が多いものの、その活用には必ず自発的な手続きが必要です。制度を知らない、あるいは手続きをしないままでは、せっかくの「会社員のアドバンテージ」を逃してしまいます。本記事は、松本千賀子氏の著書『会社員が知らないともらいそびれる4,000万円の話』(ロギカ書房)より、なぜ将来に数千万円もの差がついてしまうのかを解説します。
「会社員のアドバンテージ」を活かせるかは“選択”次第。賢く富を築くか、知らずにメリットを逃すか――同じサラリーマンでも将来の資産に「決定的な差」がつくワケ (※画像はイメージです/PIXTA)

将来の資産に影響する「選択」まとめ

そしてもう1つ忘れてはならないのが「選択」です。

 

これまでいろいろとお伝えしてきましたが、あなたの「選択」ですべてが変わります。「選択」を間違わないようにしてください。一度間違えたからといって修正が効かないわけではないので大丈夫です。いつもでやり直し「選択」ができます。

 

1.iDeCoにするのかハイブリッド年金にするかの「選択」で手数料の節約ができます。

 

2.企業型の場合、あなたに選択肢はないですが、どのサポート会社を「選択」するかによりあなたが購入できる運用商品が違います。

 

3.会社がハイブリッド年金を採用したら、あなたはハイブリッド年金に加入するかしないかという「選択」で、所得税、住民税、雇用保険料が節約でき、もしかしたら社会保険料も節約できることでしょう。

 

4.元本確保で積み立てていくのか、投資信託で積み立てていくのかの「選択」により将来の年金資産に大きな差が出ます。

 

5.投資信託を「選択」したときに、どの投資信託を「選択」するのか。

 

6.何歳まで加入するかという「選択」

 

7.何歳で受け取るのかという「選択」

 

8.一時金で受け取るか、年金で受け取るか「選択」

 

そうです。あなたがハイブリッド年金を「選択」するかしないかで1,000万円以上の差が出ることでしょう。私のお伝えした方法で毎月少しずつ、そのときの年齢に応じて掛金を少しずつ増やして運用を行うことで、老後の受取り額に差がでてきます。

 

「元本確保」と「投資信託」で4,000万円もの大きな差が出てきます。会社員であるが故のメリットを最大限に利用しましょう。日本の会社員は社会保障においてとても恵まれているのです。

 

 

松本 千賀子

ファイナンシャルプランナー
特定社会保険労務士

白島社勞士事務所