不動産クラウドファンディングのメリットとデメリット
クラウドファンディングのメリット
1.少額で始められる
1万円程度から投資可能で、資金に余裕のない人でも参加しやすくなっています。少額から始めて、慣れてきたら投資額を増やすのも一つの手です。
2. 分散投資がしやすい
少額で複数の案件に投資できるため、リスク分散が容易です。たとえば30万円の資金があれば、3〜4つの案件に分けて投資することも可能です。
3.管理の手間がかからない
物件管理や入居者対応はすべて事業者が行うため、投資家は運用のストレスを感じることなく、成果の分配を待つだけで済みます。
クラウドファンディングのデメリット
1.運用期間中は換金できない
基本的に運用期間中の途中解約や換金はできません。不動産相場が下落しても、満期日まで資金を引き出せない点は注意が必要です。
2. 元本割れのリスクがある
原則として元本保証がないので、元本割れが起こり、投資額より少ない金額しか手に入らないデメリットもあります。元本割れとは、投資した金額よりも、運用結果として戻ってくる金額が少なくなる状態を指します。相場の変動や運用不調によって、出資額を下回るリターンになる可能性があります。
3. 事業者の倒産リスクがある
運用を担う事業者が経営不振や倒産に陥った場合、出資金が返還されないリスクがあります。信頼性の高い事業者を選ぶことが重要です。
まとめ
不動産クラウドファンディングは、少額かつ手軽に始められる新しい形の不動産投資として、注目を集めています。不動産投資のメリットを享受しながらも、プロに運用を任せられるという点が、特に初心者や忙しい人にとって魅力的です。
ただし、途中解約ができない、元本保証がない、事業者リスクがあるなど、注意すべきポイントもあります。ファンドに出資する際は、複数の案件や事業者を比較し、利回りやリスク、運用期間、信頼性などをよく確認したうえで、自分に合った投資先を選びましょう。
宮路幸人
税理士
株式会社エールが販売する不動産小口化商品「eLShare(エルシェア)」
詳細パンフレットを無料プレゼント中!
申込はこちら≫

