(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資を成功させるためには、物件選びと同じくらい不動産会社選びが重要といわれることがあります。そこで本コラムでは、信頼できる不動産会社の特徴や、不動産会社を選ぶ際の流れ、選び方のポイントについて解説します。

不動産会社選びの注意点

(画像:PIXTA)
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ここでは、不動産会社を選ぶ際に注意すべきポイントを解説します。事前にこれらのポイントをしっかり確認しておくことで、トラブルを回避しながら安心して取引を進めることができます。

 

複数の不動産会社を比較検討する

不動産会社を選ぶ際には、Webサイトの情報や口コミだけで判断せず、複数の会社を実際に訪問して比較検討するようにしましょう。同じような物件を紹介されたとしても、提案内容やリスク説明の丁寧さ、対応のスピードなどに違いが現れるため、実際に話してみることで信頼できるかどうかが見えてきます。

 

また、複数社を比較することで相場観や投資判断の材料も得られるため、一方的な情報に惑わされることなく、より客観的かつ総合的な判断を下せるようになります。

 

営業日・営業時間を確認する

不動産取引では、契約や入居者対応などで急な連絡が必要になる場面もあります。そのため、不動産会社の営業日や営業時間を事前に確認しておくことが重要です。

 

例えば、平日夜間や土日祝日にも対応してくれる会社であれば、急な相談事や予期せぬトラブルが発生した際にも、迅速に連絡を取り、対応してもらえる可能性が高まります。そのため日頃からスムーズな連絡ができる会社を選ぶことは、長期的に見ても大きな安心材料となります。

 

仲介手数料・提携金融機関を確認する

不動産会社を選ぶ際には、仲介手数料のほか、提携している金融機関についても事前に確認しておきましょう。

 

不動産会社によって、提携している金融機関の種類や数、そしてそれらの金融機関が提供する金利や融資条件は大きく異なります。例えば同じ物件を購入する場合でも、提携金融機関の違いによって、最終的に支払う利息の総額や頭金の要件、返済期間などに大きな差が生じる可能性もあります。

 

収益性を高めるためにも、物件価格だけでなく、諸費用や融資条件も含めた総合的な視点で比較・検討するようにしましょう。

 

口コミや免許更新回数を過信しない

不動産会社を選ぶ際、口コミや免許の更新回数といった情報も参考にはなりますが、それだけで判断してしまうのは危険です。

 

口コミは個人の主観が強く反映されていることが多く、実際のサービス内容とは異なる印象を与えてしまうこともあります。また、国土交通省のデータベースなどで確認できる免許の更新回数は、営業年数の目安にはなりますが、それがそのまま信頼性の高さを保証するわけではありません。会社の方針が途中で変わっていたり、営業担当者が代わっていたりすることも考えられるためです。

 

最終的には、担当者の対応力や誠実さを自分の目で確認し、信頼できると感じられるかどうかを重視することが大切です。情報はあくまで補助的に活用するように心がけましょう。

 

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