(※写真はイメージです/PIXTA)

ワンルームマンション投資を成功させるためには、投資利回りの種類や計算方法をしっかりと理解する必要があります。一方で、投資利回りにばかり目を向けると、その他のリスクを見逃してしまう可能性があります。本コラムでは、ワンルームマンション投資における利回りの種類と計算方法や利回りを高める方法、投資利回り以外に注意すべきポイントのほか、築年数・エリア別の平均値を詳しく解説します。

ワンルームマンション投資で利回り以外に見るべきポイント

ワンルームマンション投資を始める際には、どうしても「利回り」に目をむけがちですが、長期的に安定した収益を得るためには、それ以外にも注目すべきポイントが数多く存在します。

 

ここでは、ワンルームマンション投資で特に重要な3つのポイントを解説します。

 

物件の立地(駅距離・周辺環境)

物件の立地は、ワンルームマンション投資の成否を大きく左右する重要ポイントのひとつです。

 

首都圏であれば最寄り駅からの距離が近く、徒歩10分以内でアクセスできる物件は高い入居需要が見込めます。加えて、近隣に大学や企業のオフィスが集中しているエリアは、学生や単身会社員など特定のターゲット層の賃貸需要があるため、入居希望者が途切れにくく、空室リスクの低減につながります。

 

また、治安や生活利便性も入居者にとって重要な判断基準であるため、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、病院、公園などの周辺施設の充実度も確認しておくことが大切です。

 

物件の築年数・管理状態

ワンルームマンション投資では、物件の築年数や管理状態も見逃せない要素です。

 

築年数が古い物件は、見た目や設備の老朽化によって入居希望者の印象が悪くなり、適正家賃の低下を招きます。また、リフォーム等によって部屋の中が綺麗になっていても、外壁や配管、エレベーターといった共有部分の管理が行き届いていないと、やはり入居希望者の印象が悪くなってしまいます。

 

そのため物件を選ぶ際には、専有部分以外の修繕履歴や管理状況も確認するようにしましょう。

 

融資条件

ワンルームマンション投資では不動産投資ローンの利用が一般的です。不動産投資ローンの融資条件も、適用される金利や返済年数によって、毎月のキャッシュフローや最終的な利益が変わるため、実質的な収益性を大きく左右する要素になります。

 

したがって、利回りとあわせて融資条件のバランスを考慮し、資金計画や将来設計に合ったローンを選ぶことが重要です。

 

 

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