
堅物で怖かった父親も70歳…会うたびに小さくなっていく背中
都内でサラリーマンをしている、酒井哲也さん(仮名・41歳)。元教師の父(70歳)は怖い存在であり、憧れの人でもあったといいます。
――怒られるのが怖くて、父親の前ではイイ子でいるよう努めていました。一方で憧れの人でもあって、小学生の卒業文集には将来の夢に「先生」と書いてありました。父親の影響ですね。結局、教師にはならなかったけど
常に威厳があり、どっしりとしていた父親ですが、3年前には母親(=妻)が亡くなると、どこか寂し気な表情を見せるように。また帰省のたびに背中が小さくなっていくのを感じています。
一度、同居を呼びかけたことがありましたが、それに対しては完全拒否。確かに70歳になって住む環境が大きく変わるのは大きな負担。また「物価高で何もかもが高いけど、お金は大丈夫か?」と尋ねたところ、「バカにするな! 子どもに心配されるほど困ってない!」と怒られたといいます。
――確か、年金は月20万円ほどもらっているといっていました。他の人から比べたら多いほうだとは思いますが……それでも何かと心配ですよ。子どもの前ではいつまでも親であろうとしますが、もう70歳ですから
【別居している親の暮らしについて不安に感じること】
1位「病気やケガ」…66.1%
2位「認知機能の低下」…47.3%
3位「車の運転」…29.6%
4位「火の不始末」…26.3%
5位「オレオレ詐欺などの特殊詐欺」…25.7%
6位「会話機械の減少」…22.3%
7位「空き巣や強盗などの犯罪」…21.4%
8位「自然災害による被害」…13.6%
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番外「不安に感じることはない」…13.4%
出所:セコム株式会社