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投資による資産形成への関心が高まっている昨今。なかでも、少ない自己資金で大きな投資ができるアパート経営が注目されています。1棟アパートを購入し、入居者からの家賃収入をローン返済にあてるアパート経営は、会社員の方でも始められる投資法。年収700万円以上の安定した仕事に就いており、自己資金を300万円程度用意できる方であれば、どなたでもアパートオーナーになれる可能性があります。ミドルリスク・ミドルリターンの堅実な投資法として、今話題のアパート経営。しかし、少額からでも投資できる株式投資やFX、投資信託などの金融商品と比べ、現物投資である不動産投資は高額になりがち……。興味はあっても、“はじめの一歩”を踏みとどまっている方が多いのではないでしょうか。今回は、そんな方に向けて、アパート経営の流れを簡単に解説します。

「未公開物件」の情報を集める方法とは

では、どのようにして未公開物件の情報を集めればいいのでしょうか。1つ目の方法は、「仲介物件ではなく、売主物件を探す」こと。アパート建築会社から直接購入することができれば、仲介手数料も不要になり、安くて良い物件を手にすることができます。あらかじめ、希望のエリアや予算を伝えておけば、市場に出る前の情報を入手することが可能です。

 

2つ目の方法は、「アパート建築会社のホームページを調べる」こと。しかし、建築だけで販売を行っていなかったり、年間数棟しか建築していなかったり、労力のわりにリターンが少ないことも……。また、常に最新情報をチェックする必要があるため、時間に余裕がある方や根気強い方でないと難しい方法だといえます。

 

そして、3つ目の方法は、「友人や知人にアパート建築会社を紹介してもらう」こと。アパートオーナーの方に、比較検討したアパート建築会社の情報を教えてもらうことで、会社選びの判断材料になります。

 

また、どこの金融機関でローンを組んだのか、諸費用はいくらだったのか、管理会社による管理状況はどうなのか、といったリアルな話を聞くことも重要です。

信頼できる会社を選んで、安心のアパート経営を実現

金融商品に比べて高額なため、なかなか“はじめの一歩”が踏み出せないアパート経営。しかし、ある程度の年収と自己資金がある人にとっては、銀行の融資という他人資本で大きな投資ができる有効な投資法だといえます。まずは、良い物件に出会うために、情報収集からスタートしてみましょう。

 

また、信頼できる会社から物件を購入することも大切。長期にわたって資産管理を任せることになるため、「規模が大きく社歴がしっかりしている」「売主が建築会社で、そのまま保証が受けられる」「販売と管理が一元化している」という条件がそろった会社を選ぶことで、安心のアパート経営が実現できます。