(※写真はイメージです/PIXTA)

市街化調整区域は、比較的低コストで不動産を購入できるという点から不動産投資でも注目されることがあります。しかし、実際には「市街化調整区域は買わないほうがいい」と評価されることが多いです。本コラムでは、市街化調整区域の意義や、不動産投資における考え方、メリット・デメリットを紹介し、本当に「買わない方がいい」のかどうか検証します。また、市街化調整区域の調べ方も解説します。

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市街化調整区域の調べ方

虫眼鏡
(画像:PIXTA)

 

市街化調整区域に該当する土地を確認するには、正確な情報の収集が欠かせません。

 

最も信頼性の高い方法として、対象地域の建築局や都市計画課に直接問い合わせることが挙げられます。これらの機関は都市計画に関する最新情報を管理しており、特定の土地が市街化区域に含まれているかどうかを迅速に確認できます。具体的な住所を伝えることで、用途地域や建築制限に関する詳細な情報も得られるほか、建築計画や土地利用に関するアドバイスを受けることも可能です。

 

また、多くの自治体が公開している都市計画マップを利用することで、市街化区域や市街化調整区域の区分を地図上で簡単に確認できます。これらのマップはインターネット上で閲覧できる場合が多く、土地ごとの用途地域や建築規制の情報も併せて提供されていることから、不動産投資にも活用されています。

 

東京都新宿区の場合、『新宿区みんなのGIS』にて、住所または地図から都市計画情報を確認できます。Googleなどの検索エンジンで「(自治体名)都市計画マップ」と検索することで、対象エリアのマップを確認してみましょう。

 

ただし、公開されているマップには最新の変更や詳細な制約が反映されていない場合があるため、最終的には自治体に直接確認する必要があります。都市計画に関する正確な情報は、不動産購入や投資の重要な判断材料となるため、時間をかけて慎重に調べることをおすすめします。

 

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