「今年も終わりだねぇ」という会話が生まれる風物詩的光景。そのひとつが宝くじと、売り場に並ぶ行列ではないでしょうか。「もし1億円当たったら……」そんな夢を見ながら、寒空のなか並んでいますが、なかには切羽詰まった人たちの姿も。
宝くじにすがるしか…〈年金月5万円〉〈家賃2万円〉75歳の高齢女性、西銀座の宝くじ売り場の行列に並び、3,000円に夢を託す「絶望的老後」の実情 写真はイメージです/PIXTA

年末の風物詩「宝くじ売り場の大行列」だが…当選を叶える賢い買い方は

街のあちらこちらに、年末のおなじみの光景が見られる12月。そんな風物詩のひとつといえるのが、東京「西銀座チャンスセンター」前にできる、年末ジャンボ宝くじを買い求める人の大行列です。

 

数ある宝くじ売り場のなかでも、西銀座チャンスセンターは1億円以上の高額当選がよく出ることで有名。特に6つある窓口のうち、1番窓口がよく当たると噂され、何時間もの行列ができることもあります。

 

宝くじの発売主体は都道府県と指定都市の67団体。地方財政資金の調達に資することを目的に運営されています。

 

一般財団法人日本宝くじ協会が3年ごとに行っている『宝くじ世論調査』の最新調査(令和4年11月結果公表)によると、宝くじ経験者は81.4%。さらに最近1年間に1回以上宝くじを買った人=「宝くじ人口」は47.5%。最近1年間に月1回以上宝くじを買った人=「宝くじファン」は10.6%。それぞれ3年前調査から3~6ポイントほど上昇し、確実に裾野を広げています。

 

最近1年間に購入した宝くじについてみていくと、購入総額の平均は1万4,340円。(買わなかった人を除いた)購入金額の分布で最多は「1万~3万円以下」で12.7%。「5,000~1万円」が11.4%、「5,000円以下」が8.3%。「10万円超」は1.7%でした。

 

買っても買ってもなかなか当たらない宝くじですが、誰もが「一体何枚買えば高額当選するんだよ」と叫ばずにはいられないでしょう。統計学上、「宝くじ」は絶対に損をするようにできていますが、そのなかで、より当選の確率をあげる賢い買い方は、同じ金額であれば「一度にたくさん買うよりもできるだけ買う回数を増やす」です(関連記事:『宝くじで億万長者を目指すなら、何枚買うのがいいのか?』)。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」来場登録受付中>>