生活が苦しいから、面倒だから、ただ何となく。理由はさまざまですが、ついつい支払い期限が過ぎて滞納状態になっている、あれやこれ。未納でも何とかなる、と思っていると高い代償を払うことになるかもしれません。
月収40万円・38歳の自由業の男性、日本年金機構から届いた赤い封筒に「なんだこれっ?」と余裕の鼻歌から3日後、顔面蒼白でコンビニに走った理由 写真はイメージです/PIXTA

電気・ガス・水道、携帯電話の料金を滞納したら…どうなる?

日々、さまざまな支払いがありますが、「お金がない!」と滞納してしまったことはありますか? しっかりと払っていれば滞納後、どんなことが起きるかは未知の世界。まず電気・ガス・水道のライフラインの場合は、どんなことが起きるのか見ていきましょう。

 

▼電気料金

1)検針日から約30日後に支払期限が設定され、期限を過ぎると滞納扱いとなる

2)支払期限の翌日以降、督促状や送電停止の通知が届く

3)支払期限の約20日後に送電が停止される可能性がある

4)送電停止から約10日後には、電力会社との契約が解除されることがある

 

▼ガス料金

1)検針日から約50日後に支払期限が設定され、期限を過ぎると滞納扱いとなる

2)支払期限の翌日以降、督促状が届く

3)支払期限の約50日後にガスの供給が停止される可能性がある

4)供給停止後、さらに滞納が続くと契約が解除されることがある

 

▼水道料金

1)検針日から約30日後に支払期限が設定され、期限を過ぎると滞納扱いとなる

2)支払期限の約2週間後に催告状が届く

3)支払期限の約45日後に給水停止予告書が届く

4)支払期限の約60日後に給水が停止される可能性がある

5)給水停止から約10日後には契約が解除されることがある

 

さらに、いまや私たちの生活に欠かせない携帯電話料金はどうでしょう。

 

▼携帯電話

1)支払期日を過ぎると、遅延損害金(延滞利息)が発生。支払期日の翌日から実際に支払う日までの日数に応じて計算される

2)支払期日を過ぎると、SMSやメールで未払いの通知が届く

3)未払い通知を無視すると、契約住所に督促状や払込用紙が届く

4)督促状に記載された期日までに支払いがない場合、携帯電話の回線が利用停止になる。この時点で未払い分を支払えば回線を復活させることが可能

5)利用停止後も長期間支払わないと、最終的に回線契約が強制解約される。強制解約されると同じ電話番号を使うことはできない

 

携帯電話を強制解約されると信用情報機関に事故情報として登録され、ブラックリスト入りの可能性も。同じように電気・ガス・水道もクレジットカードでの引き落としとなっていて、その状態で仮に滞納ということになったら、同じようにブラックリスト入りになるので注意が必要です。

 

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