潤沢な資金が手元にあり「今こそ不動産投資で資産運用を」と考えているものの、第一歩が踏み出せないという人は多いようです。ネット上では「不動産投資は失敗する」といったブログやコラムが散見されますが、実際には不動産投資で財産を増やしFIRE(経済的自立・早期退職)を遂げている人たちはたくさんいるのです。そこで、不動産投資とはどのようなものか、そのメリットとデメリットは、どう始めたら良いかなど、不動産投資初心者に知ってほしい“基本中の基本”を解説します。

不動産投資の始め方

これから不動産投資を始める人がまず行うべきことは、自分自身の「ローン借入可能額」の確認です。全額現金で購入可能だとしても、レバレッジ効果(=少額投資で大きな収益)を得るためにローンの活用は必須です。

 

借入可能額がわかれば、次は収益用不動産のリサーチです。高利回りを得るためにチェックするポイントは「利便性に長けた立地か」「相場相当、またはそれ以上の家賃が取れるか」の2点です。加えて、中古物件であればリフォームが必要な箇所の工事見積、空室であれば入居者募集の手続きもしなければなりません。これらの手間をかけたくなければ、物件周辺にある不動産管理会社に業務委託することも想定しておきましょう。