Instagram運用は趣味ではなくコストのかからない「起業」であると、SNSコンサルタントであるカイシャイン氏はいいます。カイシャイン氏の著書『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より、Instagramで稼げている人たちの共通点をみていきましょう。
Instagramで稼ぐ“上位数パーセントの人”の共通点【SNSのプロが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

Instagramで稼ぐ“上位数パーセントの人”やっていること

Instagramには数多くのアカウントが存在します。

 

運用方法についてネットやX(元Twitter)で調べたり、Instagramで競合調査をしていると、自分よりも速いスピードでフォロワーを獲得しているアカウントや、フォロワーが少ないのに伸びている投稿に出会うことがあります。

 

「今月もアフィリエイトで100万円稼いだ」「始めて半年だけど月に8桁稼いでいる」などの声を耳にすれば、ついつい焦ってしまうでしょう。しかし、すごい成功事例は目につきやすいだけで、全体のほんの一部でしかありません。

 

例えば、日本アフィリエイト協議会の調査によると、アフィリエイトをやっている人のうち月に100万円以上を稼いでいるのはたったの約1%。全体の約40%は「収入がない」と回答しています。

 

Instagramで稼ぐことは一朝一夕にはいかないものです。

 

ほとんどの人は本気でやっておらず、勉強せずに始めたり、途中でやめたりして、収益化できていません。

 

本書を読んで、コツコツ運用し続ければ、上位数%の成功者の仲間入りができる日がきっとやってきます。

稼ぎたいなら“罪悪感”をなくして

Instagramでお金を稼ぐことに対して、罪悪感を覚える方が一定数いらっしゃいます。

 

美容室で髪を切って料金をもらうことに対して罪悪感を抱く美容師はいませんし、パン屋でパンを売られることに嫌悪感を抱くお客さんもいませんよね。

 

しかし、舞台がInstagramになった途端に「フォロワーさんに商品を売っていいのかな?」「販売目的だと思われそうで怖い」と考えてしまう人がいます。

 

マネタイズに対してマインドブロックがかかっていると、収益を伸ばすことはできません。

 

罪悪感のきっかけは、一部のフォロワーから「◯◯さんの投稿は広告がないので見やすいです」「それ宣伝じゃないですよね?」などのコメント・DMをもらったからではないでしょうか。

 

お得情報、ガジェット、コスメ、ギフトなどのジャンルは、そもそも商品を紹介するアカウントなので、アフィリエイトやPRを行う行為に罪悪感を持つ必要はありません。

 

暮らし系やノウハウ系だと、商売っ気を出すことに引け目を感じてしまうかもしれませんが、マネタイズに否定的な感想を持つユーザーはほんの一部です。

 

フォロワーが1万人いて、そのうちの3人から上記のような意見をもらったとしても、残り9,997人のフォロワーが残っています。

 

たとえマネタイズを行って3人にフォローを解除されたとしても、アカウントへの影響はほとんどないはずです。

 

どうしても罪悪感があるなら、無償でInstagramを運用するのもいいと思います。

 

でもビジネスとして運用していきたいなら、罪悪感をなくして、「稼ぐ」という本来の目的を果たしましょう。

 

稼ぐことを「お金を“奪う”こと」ではなく「(対価を受け取る代わりに)情報やメリットを“与える”こと」だと考えてみてください。

 

カイシャイン

BEASTAR株式会社 取締役

SNS教育系YouTuber