大切な人たちと非日常を体験する「海洋散骨×旅行」~日本三景・宮城県松島編~おすすめ観光スポット・グルメも紹介!

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株式会社ハウスボートクラブ
大切な人たちと非日常を体験する「海洋散骨×旅行」~日本三景・宮城県松島編~おすすめ観光スポット・グルメも紹介!
(※写真はイメージです/PIXTA)

桜の開花がはじまり旅行を楽しむ人が増えるこの季節は、海洋散骨にもおすすめの時期です。暖かい気候のなか、船上で美しい景色を感じながらの散骨はきっと素敵な時間になるでしょう。本連載では、海洋散骨事業を展開する株式会社ハウスボートクラブによる、シニア旅行を得意とする旅行事業「えんの旅」から、海洋散骨で訪れた各地域のおすすめスポットを同社代表取締役社長の赤羽真聡氏がご紹介します。今回は、日本三景で有名な宮城県松島です。

観光業の復活により海洋散骨も上昇傾向に

2019年12月に世界を襲った新型コロナウイルス感染症の拡大は、観光業に大きな影響を与えました。そして、旅行関連企業の倒産が相次ぎました。

 

行動制限は旅行だけでなく、葬儀にも影響を与えました。家族葬の規模は以前よりも小さくなり、遠方にいる親しい知人友人までもが葬儀に参列できないといった悲しい事態が起こりました。多くの人が自分と向き合い、家族と向き合い、さまざまな疑問を抱き、葛藤したのではないでしょうか。

 

2022年以降は観光業も復活し、世界中を自由に旅することができるようになりました。

 

海洋散骨事業を展開するブルーオーシャンセレモニーでは、「故郷に戻って散骨がしたい」「思い出の場所に還してあげたい」など、行動制限のあったコロナ禍において行き場のない想いを抱えていた方々に、より一層真摯に向き合いたいと思うようになりました。

 

そして、ブルーオーシャンセレモニーでは、海洋散骨の付加価値としてツーリズムに注目することで、いままでにはなかった新たな供養の在り方として『海洋散骨×旅行』を提案したいと考えています。今回は、宮城県松島の海洋散骨と観光スポットをご紹介します。

 

<ブルーオーシャンセレモニーの海洋散骨プラン>
1.チャーター散骨プラン
2.合同散骨プラン
3.代行散骨プラン

 

3種のプランのなかで最も選ばれているのは「チャーター散骨プラン」です。自社クルーザーを1隻貸し切って海洋散骨のセレモニーを行うため、広い海の上で故人と大切な方々のプライベートな時間を思い出として残すことができます。

 

今回は宮城県松島での海洋散骨から、「チャーター散骨プラン」をご紹介します。

 

宮城県松島で行われた海洋散骨

松島は日本三景のひとつに数えられる名勝地として愛されてきました。松島湾から望める島々や国の重要文化財、歴史ある街並みなどを楽しめる観光地です。

 

ブルーオーシャンセレモニーの2022年の海洋散骨施行実績のなかでも、宮城県松島湾の海洋散骨は、関東圏の東京・横浜(神奈川)・葉山(神奈川)に続いて、第4位の施行数となっています。

 

松島の海洋散骨は、通常ルートとして桂島、鷺島、仁王島、鐘島など、代表的な島々をめぐりながら帰港するのが特徴です。

 

<松島のプラン>
船定員:30名
クルーズ時間:約60分
対応プラン:チャーター散骨・合同散骨・代行散骨

<現地までの移動>
飛行機の場合…大阪・伊丹⇔仙台:約1時間15分
鉄道の場合…東京⇔仙台:約1時間40分
※当社の旅行サービス「えんの旅」で、交通・宿泊手配、現地での観光タクシー手配が可能です。

 

チャーター散骨プラン…当日の流れ&現地写真

マリンゲート塩釜
マリンゲート塩釜

 

宮城県松島のチャーター散骨プランは、塩釜港のマリンゲート塩釜から出航し、観光エリアや養殖場から離れた松島湾の散骨ポイントを目指します。

 

今回のお客様はご遺族(奥様)と友人たちでの海洋散骨でした。前日から温泉宿に宿泊し、散骨と旅行をされました。乗船後は友人と話をしながらリラックスした様子でしたが、散骨がはじまると想いが込み上げ、涙を流されていました。

 

「やっと泣けたじゃない」と、友人に声をかけられる姿が印象的で、散骨を通して大切な人との別れに、心の中でひと区切りできたのではないかと感じました。

 

花弁を手向ける参列者
花弁を手向ける参列者

 

パウダー状にしたご遺骨とお花を投下し、船が散骨ポイントを周回する際に、5~6羽のカモメが集まってきました。「まるで見送ってくれているようだね」と、嬉しそうに話している姿をみて、乗船したスタッフもあたたかい気持ちになりました。

 

日本三景の松島の景勝を巡りながら港へ向かいます。最後には集合写真を撮影し、素敵な時間を過ごされました。

 

松島の海洋散骨は、美しい島々に見守られながら穏やかな気持ちで故人とのお別れができます。港に到着し、自分のときもぜひお願いしたいとのお声をいただきました。

 

松島のおすすめ観光スポット

日本三景の松島では海洋散骨の当日に島々を望むことができますが、電車や車で島を訪れる方もいます。静かな松島湾の景色を満喫したり、歴史を感じながら散歩するなど、ゆったりとした時間を過ごすことが可能です。

 

港をはじめ、市内でも各地で牡蠣や牛タンを堪能できます。大切な人の散骨の思い出に、株式会社ハウスボートクラブでは、『海洋散骨×旅行』を供養の旅としてご提案します。

 

志波彦神社(しわひこじんじゃ)・鹽竈神社(しおがまじんじゃ)

乗船場所から車で5分程の距離にある度鹽竈神社は、創建年は定かではありませんが、奈良時代より前に建てられたと考えられており、東北鎮護・陸奥国一之宮として古くから崇敬を集め、本殿や拝殿、石鳥居一基などが国重要文化財に指定されています。

 

同じ境内にある志波彦神社は1874年に現在の場所に移されました。鹽竈神社は、海の守護神であり人々に製塩の方法を伝授した鹽土老翁神(シオツチノオジノカミ)、戦の神である武甕槌神(タケミカヅチノカミ)、経津主神(フツヌシノカミ)の三神を祀っています。

 

春には境内にある300本の桜が見頃を迎え、国の天然記念物に指定されている「鹽竈桜」を見ることができます。夏は「塩竈みなと祭」が行われます。

 

鹽竈神社
鹽竈神社

 

塩竈みなと祭

毎年夏に行われる「塩竈みなと祭」は日本三大船祭りとして知られています。志波彦神社・鹽竈神社の2基の御神輿を御座船に奉安し、100隻もの供奉船を従えて松島湾内を巡幸します。前夜には花火大会が開催され、鑑賞クルーズも人気を集めています。

 

塩竈みなと祭
塩竈みなと祭

 

青葉城跡(仙台城)

伊達政宗公が400年前に築城した仙台城(青葉城)。標高約130m。東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、あえて天守閣を設けなかったといわれています。

 

城は消失し、現在は城跡として残されています。城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内や太平洋を一望できます。土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00~18:00までの30分ごとに流れます。

 

雄島(おしま)

JR仙石線の松島海岸駅から歩いて6分程で渡ることができる雄島。徒歩で周遊できる雄島は自然林に覆われた神秘的な島としても知られています。かつては「奥州の高野」と称され、死者供養の霊場とされていました。岩窟のいたるところに仏像や石塔が安置されています。

 

雄島
雄島

 

松島離宮

松島湾を表現した日本庭園「松島離宮」、「宮城県松島離宮博物館」、屋上庭園、レストランなどが一度に楽しめる、2020年にオープンした最新の複合商業施設です。屋上庭園は260余の島々を眺めることができる開放的なスペースとなっており、景色を楽しめます。

 

夜にはプロジェクションマッピングや日本庭園のライトアップが行われ、毎年12月10日からイルミネーションイベントも開催されます。

 

松島離宮
松島離宮

 

松島グルメ「牡蠣」「牛タン」に舌鼓

絶品海の幸「牡蠣」

例年10月下旬から3月ごろまでは牡蠣の旬を迎えます。石巻市の万石浦周辺や東松島市の鳴瀬地区などは、養殖に欠かせない種牡蠣の産地として有名です。毎年2月初旬の日曜日には「かき祭り」が開催されます。

 

松島の牡蠣
牡蠣

 

仙台のローカルフード「牛タン」

仙台といえば牛タンをイメージする方も多いと思いますが、もともとは戦後に持ち込まれた牛肉の牛タンの食べ方を佐野啓四郎氏が試行錯誤し、牛タン定食として提供したことが始まりといわれています。

 

仙台のローカルフードとして全国に広まり、仙台名物となりました。いまでは空港や駅をはじめ、各地で行列ができるほど人気を集めています。

 

牛タン
牛タン

 

塩釜港の新鮮なネタを使った「お寿司」

実は宮城県は筆者自身にとっても、非常に思い入れの強い地域です。東北楽天イーグルスに球団職員として関わっていたころ、宮城の人々の力強さや地元への愛情深さに感銘を受けました。地元の魅力をもっともっと発信していきたい、という想いを知り、応援したいと思ったものです。

 

そのなかの1つとして、みなさんにご紹介したいのが「廻鮮寿司 塩釜港」。楽天球団時代に筆者も大変お世話になった立花社長が経営を担っています。その日に地元で水揚げされたばかりの、新鮮で大ぶりなネタを使った美味しいお寿司に出会え、食事の時間を楽しめるよう空間づくりにもこだわっています。海洋散骨の出航地でもあるマリンゲート塩釜にも店舗があり出航前後のお食事にもぴったりの、仙台・塩釜を訪れる方にはもれなくご紹介したいお店です。

 

■廻鮮寿司 塩釜港 https://shiogamakou.studio.site/#top

 

「やっと涙を流せたね」心の中の感情が溢れ出る瞬間

今回は日本三景で有名な松島での海洋散骨の事例をご紹介しました。

 

奥様と奥様の友人たちにより散骨供養が執り行われましたが、このように海洋散骨は多種多様な送り方が可能です。形式に囚われず、故人の縁の地や思い出の地、生前に望んだ場所で、その土地の魅力を存分に感じながら供養をすることができます。

 

大切な人とのお別れは誰しもが必ず経験しますが、その悲しみを乗り越えるためには、最期のお別れがとても大切です。今回のお客様の事例のように、「やっと涙を流せた……」など、ちゃんと供養をすることでご自身の気持ちにも変化が現れます。

 

大切な人を亡くしたときはグリーフ状態になり、自分でも気づかないうちに心が疲弊してしまったり、気を張りすぎてしまうなど、感情表現やコントロールが難しくなります。

 

海洋散骨のように、広い海の上で、まるで旅行のような感覚で素敵な時を過ごしていただけたら、そして現地を巡り、非日常を経験することで、解放的な気持ちになり、リフレッシュしながら心の整理ができるのではないかと感じています。

 

株式会社ハウスボートクラブは新たな供養のカタチとして、「海洋散骨×旅行」を提案していきます。