本当につらいことは「しょうがない」とあきらめない
「わたしには何もないから、今のところで働くしか道がない」
「今の会社で仕事ができないのだから、きっとどこに行ってもダメだ」
このようにわたしは、1社目の会社で「この環境を受け入れるしかないんだ」と、我慢し続けて働いていました。
この記事を読んでいるあなたも今、当時のわたしと同じように我慢して働き続けているのかもしれません。でも本当は、あなただって「選べる」はずなのです。
実際には「転職先を探してみる」、「いったん無職になる」、「学校に通ってみる」、「副業をしてみる」、などたくさんの選択肢がある中で、今の環境がつらくても、「そこに残って働く」ということを「自分で選んでいる」のですよね。
そうは言っても、自信がない。行動に移す勇気がない。人と同じようにはいかない。生活のためには我慢しなきゃいけない。いろいろありますよね。仕事を選ぶうえで、「しょうがない」ことはたくさんあります。
でも、その「しょうがない」に、あなたは納得できていますか?
わたし自身も、転職するたびに、何かを選ぶかわりに、何かをあきらめてきました。しかし、そのあきらめは自分で考えて納得した選択だったので、後悔はありません。
1回目の転職
【あきらめた】ホワイト企業の条件
【選んだ】仕事で自信をつけること
2回目の転職
【あきらめた】正社員の安心感
【選んだ】時間と新しい経験
3回目の転職
【あきらめた】家庭中心の生活
【選んだ】正社員とお金
人によって「何をしょうがないとするか」は、ぜんぜん違います。
だけど、しょうがないと思えないから苦しんでいることには、「しょうがない」とあきらめてほしくないのです。自分のために。
えらそうに書いていますが、これまで「しょうがない」とすべてをあきらめていたわたしだからこそ、ここだけは伝えたい。そう思っています。
こむたろの気づき:本当につらいことを、「しょうがない」とあきらめない
こむたろ
※本記事は『「ちゃんとした自分」をあきらめたら、年収が上がりました。』(大和出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。