自分ではなく「環境」を変えたことでダメ社員から管理職に
「こむたろさん、管理職に昇進しない?」
3回目の転職をして1年ほど経った頃、上司に呼ばれた1対1のミーティングで、突然の提案がありました。
「チームメンバーをまとめてくれているし、仕事ぶりからしてもマネジメント側じゃないのはおかしい」と、上司が上層部に提案してくれたみたいです。
とてもありがたい話ですが、入社して1年という早いタイミングで昇進の話をもらったのには、大前提としてこの2つがあったからだと思っています。
・会社の業績が大きく伸びていた
・会社の中でも、成長部門で働いていた
年収は本当に、働く会社によって大きく左右されると実感しました。
昇進すると年収が150万円ほどアップするとのこと。これはもう、断る理由はありませんでした(その前の2年間は専業主婦をしていて、その間に貯金が底をついて再就職していますから)。
そんなこんなで入社時の年収600万円から、管理職に昇進し、年収は750万にアップ。やりたい業務にもシフトでき、なかなか悪くない会社員生活を送れるようになりました。
この話をしたのは、「仕事できないとか言いつつ、結局はわたし仕事できるんです(ドヤ)」ということを言いたいわけじゃないのです。
ずっと仕事ができなくて悩んでいた、「ダメ社員」だったわたしが、仕事で活躍できるようになったのは、奇跡的な大変身を遂げたからではありません。
むしろ「自分の根本を変えられないからこそ、環境を変えた」、というのがいちばん大きかった。
新卒で入った会社でうまくいかずにくすぶっていたままだったら、今頃どうなっていたんだろう、とふと思います。
当時のわたしのように、あなたも「仕事ができない」と思い悩んではいませんか? それはもしかしたら、「咲ける場所で咲いていないだけ」なのかもしれません。