様々な特色のある教育を受けることができる私立中学校。通わせたいと思いつつも、気になるのは学費。どれくらいかかるものなのか、みていきましょう。
【中学受験】子どもを「私立中学」に通わせたら、いくらかかるのか?卒業までの学費を徹底解説 (※写真はイメージです/PIXTA)

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利用できる補助金や免除制度について

子どもを私立中学校に通わせるということは、かなりの経済的負担がかかることがわかってもらえたでしょうか?お子様を私立中学校に通わせたいけれど、経済的に余裕がないという場合、各種補助金や授業料免除の制度を利用するという方法もあります。

 

私立小中学校等就学支援実証事業費補助金

平成29年度から新たに実施された制度で、私立小中学校に通う年収400万円未満の世帯が対象で、年間10万円の授業料補助が支給されます。支援を受けるためには、文部科学省が実施する、義務教育において私立学校を選択している理由や家庭の経済状況などの調査に協力することが条件となります。

 

高等学校等就学支援金

私立中学校は付属の高校があるところがほとんどで、多くの生徒は付属高校へ進学することになります。私立高校も公立高校と比較すると約3倍の学費がかかることがわかっています。高等学校等就学支援金制度は、国公私立すべての学校が対象となる制度で、私立高校の場合は親権者の所得によって支給額が異なります。

 

出所:文部科学省「高等学校等就学支援金(新制度)Q&A」より作成
【図表4】 出所:文部科学省「高等学校等就学支援金(新制度)Q&A」より作成

 

学校ごとの授業料免除・奨学金制度

私立中学校の中には、保護者の家計状況が急変した場合や保護者の死亡、離別により学業の継続が困難になった場合に、授業料を免除したり無利子で奨学金を貸付する制度を設けている学校があります。

 

入学後に家庭の事情で学費が出せなくなったという場合は、これらの制度を利用して通学を続けることも可能です。

 

私立中学校の資金計画は余裕をもって

私立中学校の教育環境に魅力を感じ、何としてでもお子様を私立中学校へ入学させたいと思っている親御さんも多いですよね。

 

私立中学校にかかるお金は、3年間の学費だけではありません。「私立貧乏」という言葉があるように、入学してから資金繰りに困る……ということは避けたいですよね。

 

私立中学校には公立中学校にはない魅力がたくさんあります。充実した学校生活を送るためにも、くれぐれも教育資金の計画を入念に立てておくようにしましょう。

 

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