(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産クラウドファンディングは、複数の投資家から集めた資金で不動産を運用し、リターンを投資家に分配します。投資の仕組みと、不動産クラウドファンディングを始めるための手続きについて見てみましょう

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ネット上で完結する不動産投資

不動産クラウドファンディングは、少額で簡単に不動産投資ができる新しい投資の手段。投資家を募集している事業者のウェブサイトから投資したい物件を探し、契約し、リターンを得ることができます。

 

不動産クラウドファンディングが特徴的なのは、1つの物件に複数の人が投資(出資)する点です。従来の不動産投資(実物不動産投資)は、1つの物件を1人が所有し、賃貸や売却によってリターンを得ます。物件の管理や売却も所有者となった人が行います。

 

一方の不動産クラウドファンディングは、物件を小口化したもので、例えば、1億円の物件に100人、200人といった人が投資します。この仕組みを不動産特定共同事業といい、小口化して投資家を募集する事業者を不動産特定共同事業者といいます。

 

不動産特定共同事業は、不動産特定共同事業法(不特法)によって国土交通大臣か都道府県知事の許可を得た事業者しか行うことができないと定められています。つまり、国や都道府県が健全に事業をしていると認めた事業者に絞られるため、投資家としては一定の安心感がある投資といえます。

 

また、不特法は近年の改正によって契約の電子処理ができるようになりました。その結果、物件探し、契約、リターンを得るまでの一連の流れが全てインターネット上で完結できるようになりました。

事業者のサイトから投資家登録を行う

不動産クラウドファンディングを始めるステップは2つに分けられ、いずれの手続きもインターネット上で完結します。1つ目は、……

 

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※本連載は、J Sync株式会社が運営する『OWNERS.COM』(https://cf-owners.com/)のコラムを一部抜粋・転載したものです。