お得に不動産投資をしたいという目的で、賃貸併用物件を運用するケースがあります。しかしながら、住みながら不動産投資を行うことに対して、リスクが気になる人もいるのではないでしょうか? 「住みながら不動産投資」を行うリスク・コツ・メリットについてみていきます。
「賃貸併用物件」に住みながら投資する…3つのメリット、3つのリスク (※写真はイメージです/PIXTA)

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賃貸併用物件に住む3つのメリット

様々なリスクを持つ賃貸併用物件ですが、メリットも3つあります。

 

1)投資用・住宅用など、個別に物件を建てるよりも支出を抑えられる

2)住宅ローンへの切り替えができればお得に投資ができる

3)固定資産税の軽減措置を受けられる可能性がある

 

個人投資家で賃貸物件に住んでいる人の場合、賃貸併用物件に投資する旨味がありません。一方、これから住宅を建てる予定がある人、法人格として投資を行う人であれば、賃貸併用物件の旨味を感じられるでしょう。

 

単に「リスクがあるから」と諦めるのではなく、まずは自身と賃貸併用物件の条件を天秤にかけ、メリットがある場合は検討する価値があります。

 

不動産投資物件を満室に保つ2つのコツ

不動産投資物件は、自身が住みながら投資を行うより満室を目指す方が利益を生み出しやすいと言えます。では、どのようにして満室を目指せば良いのでしょうか? 満室を保つための物件選びのコツは以下の2つです。

 

1.将来的な需要変動を想定して物件を選ぶ

投資物件を選ぶ時には、将来的な需要変動を想定することが大切です。たとえば、次のポイントが需要変動に大きく関わってきます。

 

・都市計画(新事業や区画整理)

・インフラ施設の充実度

 

現在人気の物件でも、将来的には人口が減り空室ができてしまう可能性もあります。つまり、将来的な需要を見越した物件選びこそ、安定した利益獲得に必要不可欠な要素です。国や県が公表している都市計画や、投資物件周辺の状況を確認することが、満室になりやすい物件探しとして役立つでしょう。

 

2.居住ニーズの高い物件を選ぶ

投資物件を選ぶ際には、以下のような居住ニーズを意識することが大切です。

 

・通勤・通学のしやすさ

・アクセス面の充実度

・利便性やアクセス環境の良さが重要

 

居住ニーズが高い物件は、多くの人が「住みたい」と思う物件です。投資物件を探す際には、そのエリアにどういった世代の人が生活しているか、人口流入率はどうか、といった情報を調べてください。ニーズを把握しておけば、満室になりやすい物件を見つけやすくなります。

 

不動産投資は「住みながら」より「住ませる」を優先しよう

不動産投資で利益を出したいのなら、「住みながら < 住ませる」方法を優先してください。通常の投資物件から賃貸併用物件に切り替えた場合には、収入減やローン返済などの問題が起こる場合もあるでしょう。

 

一方、住ませる投資を行って満室を維持できれば計画的な利回りを期待できます。将来性やニーズを意識して物件探しを行えば、長期的に利益を生み出してくれる安定した投資を実施できるでしょう。

 

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