新型コロナは、感染症法上の位置づけが、5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行することが正式に決まった。政府の水際対策終了後、初めてのゴールデンウィークが始まっており、観光地では旅行客の賑わいが戻っている。そんな中、今年も5月から6月にかけて、ドリームジャンボ宝くじが発売される。最高当せん金は、1等前後賞合わせて5億円と高額だ。実は、今回の宝くじは、当せん金や当せん確率など、基本的な内容が昨年のものと同じとなっている。ニッセイ基礎研究所の篠原拓也氏が、その内容を確認しながら、今回はどう狙ったらよいか考えていく。
ドリームジャンボの期待2023…当せんへの期待をどう膨らませるか? (写真はイメージです/PIXTA)

2つのくじをもとに、当せんへの期待を膨らませる

宝くじを買うときには、「高額当せん」と、「高確率当せん」という、2種類のワクワク感があるはずだ。

 

もちろん、高額当せんの夢をとるか、高確率当せんの望みを重視するか、は人それぞれだ。

 

そこで、自分がどんな夢を見たいのかをよく考えて、ドリームジャンボとドリームジャンボミニの買い分けを検討してみる。宝くじにどんな希望を抱くのか、を考えてみるわけだ。

 

―「5億円もの当せん金が当たったら、当せん金は何に使おうか?」

―「1万円の当せん金が当たったら、購入額の何倍のもうけになるか?」

―「ジャンボとジャンボミニのくじを何枚ずつ買って、2つのワクワク感を味わうことにしようか?」

 

こんな感じで、いろいろ考えることで、当せんへの期待を膨らませることができれば、幸せな時間を過ごすことができる。この段階で、すでに宝くじを買う効用を味わっているといえるかもしれない。

 

今回のドリームジャンボ宝くじの発売期間は、5月2日(火)から6月2日(金)まで。抽せん日は、6月14日(水)とされている。これから考える時間はたっぷりある。

 

宝くじを買うことで、非日常のワクワク感を味わってみるのもよいと思われるが、いかがだろうか。