読者の皆さんに家計簿を公開していただく連載「私の家計簿」。今回登場していただくのは、メーカーに勤務する川下真帆さん(仮名/32歳・既婚)。さっそくチェックしていきましょう!
不妊治療に出費がかさんでいます【私の家計簿】

収入には満足しているけれど…

収入には満足しているという川下さん。年収は手取りで約720万円。

 

「夫婦の共同口座には、現金が700万円ほど。個人の貯蓄300万円はすべて外貨投資などに回して運用中です」

 

普通預金だけではもったいないと、3年前に知り合いからの勧めで外貨投資をスタート。はじめは増えていくのが楽しかったけれど、為替レートに張り付いて生活するのに疲れたそう。現在は確定拠出年金(iDeCo)とつみたてNISA、さらに外貨投資の3種類の投資でリスク分散&手堅く運用中。

 

「夫と結婚したことで、これまでの貯金を資産運用して、増やすという考え方にシフトしました。外貨建ての金融資産は常に為替の変動を受けます。不妊治療中でメンタルが不安定なのか、為替の値動きで得をして喜んだり、はたまた損をしてイライラしたりと、一喜一憂するのに疲れてしまいました」

 

この2年間は不妊治療を行っており、出費はかさむばかり。さらに結婚5年目にして、夫の転勤が決定。

 

「私が仕事を辞めると治療の継続は難しいので、夫には単身赴任をお願い中です」

 

※本記事は、『GINGER』2022年4月号より抜粋して再構成しました。