読者の皆さんに家計簿とお財布の中身を公開していただく連載「私の家計簿」。今回登場していただくのは、IT系勤務の近藤愛佳さん(仮名/27歳・独身)。さっそくチェックしていきましょう!
転職・離婚…目まぐるしい一年を経て年収UP!IT勤務27歳の家計簿 (c)Nazar Skladanyi/Shutterstock.com

年収と、現在の貯蓄額を教えてください!

年収は460万円です。新卒で入社したフィットネスジムの広報を経て、2020年2月に副業で携わっていたミレニアル世代向けのキャリア支援会社に転職。プライベートでは離婚を経験し目まぐるしい一年でしたが、転職で年収は格段にアップしました。

 

貯蓄は50万円。結婚で元夫とお財布を完全に一緒にしてしまったので、離婚時にふたりの貯蓄を折半に。お互い自己投資が好きだったのでたいした金額にならず、さらには引っ越しで痛い出費が…」

支出多めの家計簿。もっと貯金を増やすには…?

 

 

今年の春に昇進し、手取りが増えたものの、支出も多い近藤さんの家計簿。資産運用は預金のみで、今年中につみたてNISAと個人型確定拠出年金を始めようと計画中だそう。

 

また、離婚を経験したことにより、自身の手元に残る資金を元手に不動産投資へと関心を抱くようになったとか。しかし、不動産投資を行うとなるとそれなりの初期費用が必要となるわけで…。

 

「現状の月々5万円の貯蓄では、3年後の30歳の誕生日に不動産投資を行えるほどの頭金すら貯まらない気がしていて。また、今の会社はスタートアップ企業なので、ボーナスやインセンティブは特になく、大幅な昇給も見込めません…」

 

そこで近藤さんが考えているのが、転職や副業の再開。

 

「30歳からの不動産投資のため、副業を再開してダブルワークを行い、その余剰収入を不動産投資用の貯蓄に回そうと思います」

 

お財布の中身を見せてください!

 

 

そんな近藤さんのお財布は、すっきり整理されていました。キャッシュレス決済を活用しているため、現金は3,000円のみ。

 

不動産投資は換金しづらいデメリットもあるため、無理は禁物です。近藤さんは勤務先でお金にまつわるサービスを発表予定ということもあり、これからもっとマネーの勉強していきたいと語ってくれました。

 

※本記事は、『GINGER』2021年9月号より抜粋して再構成しました。