年収と、現在の貯蓄額を教えてください!
「年収は700万円です。3社を経て、新卒で入社した企業の親会社に年始に転職したばかり。海外経験で培った英語力を活かして、海外と日本の海運物流コーディネーターとして働いています。IT系の資格取得で、4月から大幅に昇給しました。
貯蓄は400万円ほど。新卒のころからボーナスは貯蓄に回していたので、気付けばまとまった金額に。いつ何が起こるかわからない時代なので、年200万円は貯蓄して、30歳までに1,000万円を貯めたいです」
メリハリのある収支でストレスなく貯金
転職や資格取得で収入がアップして、貯金への意識が高まっている北方さん。使うところには使って、削れる部分はとことん倹約することが、ストレスなく貯金できている理由と話してくれました。
「コンビニには立ち寄らない、定期がない今は回数券を買うなど、日々のちょっとした心掛けが大切。少額でも、ちりも積もれば大きな金額になると思うので」
その結果、手取りの30%以上も貯蓄に回せています。
お財布の中身を見せてください!
お財布はミニ派。現金は多めですが、スッキリ整理されています。
そんな北方さんですが、ニューノーマル時代となった今、将来への心配は尽きないよう。
「会社員でいる以上、自分が稼げる年収の上限も見えてきた今日このごろ。結婚や出産、老後など未来はもっとお金がかかると思うと、不安は尽きません。貯金の一部を投資して、資産運用をすることも考えています」
さっそく勉強をスタートし、つみたてNISAに加入。そんな行動力が、北方さんのゆとりある家計簿につながっているのかもしれません。皆さんもぜひご参考に!
※本記事は、『GINGER』2021年7月号より抜粋して再構成しました。