本記事では、ニッセイ基礎研究所の篠原拓也氏が、当せん金などの仕組みが、昨年から大きくシンプル化されたサマージャンボ宝くじについて、変更点を見ながら、今年はどう狙うべきか、考察していきます。
(写真はイメージです/PIXTA)
2つのくじをもとに、当せんへの期待を膨らませる
今回のサマージャンボ宝くじは、ジャンボもジャンボミニもシンプル化が図られて、狙いが明確化された。宝くじを買うときには、「高額当せんのドキドキ感」と、「高確率当せんのワクワク感」の2つの楽しみ方があるはずだ。その2つをわかりやすく追求するためのくじ ……それが、今回のサマージャンボ宝くじといえる。
もちろん、「高額当せんのドキドキ感」と「高確率当せんのワクワク感」をどう組み合わせるか、は人それぞれだ。
「サマージャンボで、7億円の大きな夢を見るか?」
「究極のシンプル化が図られたサマージャンボミニで、高確率の1万円当せんを夢見るか?」
「2つの夢のために、ジャンボとジャンボミニのくじを何枚ずつ買うことにするか?」
いろいろ考えているうちに、ドキドキ感やワクワク感を味わうことができれば、幸せな時間を過ごすことができる。この段階で、すでに宝くじを楽しむことができたといえるかもしれない。
今回のサマージャンボ宝くじの発売期間は8月5日(金)で抽せん日は8月17日(水)。購入を考えるための時間は、たっぷりある。夏の楽しみの1つとして、宝くじを考えてみるのもよいと思われるが、いかがだろうか。