ニューヨークでの家賃55万円の新婚生活が話題になっている、小室圭さん・眞子さん。物価の高いニューヨークであれば、そこまで贅沢ができないとされていますが、日本であれば……みていきましょう。
小室圭さん・眞子さん「ニューヨーク・家賃55万円生活」…東京なら「港区・タワマン暮らし」が実現 (写真はイメージです/PIXTA)

家賃・55万円で実現する、東京のラグジュアリーライフ

日々の為替相場で上下しますが、家賃55万円の新生活は、立地がニューヨークということもあり、なかなか一般の会社員では想像がつかないでしょう。仮に東京で家賃55万円暮らしというと、どのような生活になるのでしょうか。

 

大手住宅ポータルサイトによると、東京23区で1LDKの家賃相場が最も高いのは港区で18万円ほど。駅でいうと、東京メトロ「溜池山王」「赤坂見附」「六本木」あたりが、1LDKで平均20万円と、日本で最も家賃相場が高いエリアだといえます(図表)

 

【図表】

 

さらに家賃55万円で探してみると、たとえば港区、最寄りの東京メトロの駅まで徒歩2分というロケーション。誰もが知っているだろうブランドの高級タワマン、中層階、60㎡超の1LDKが家賃50万~60万円程度で借りられます。24時間のフロントサービスやフロント・ヴァレーサービスなどがつき、富裕層が住まいに選ぶレジデンスです。小室さん夫婦のニューヨークのアパートメントよりは狭いですが、東京都心の好立地、日本における最高峰ともいえる高級マンションでの暮らしが実現します。

 

英誌エコノミストの調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめた2021年の「世界で最も生活費の高い都市ランキング*」では、ニューヨークは世界第6位。給与が1,000万円を超える弁護士であっても、並の生活しかできないといわれているほど、世界的にみても物価が高い街です。

 

ニューヨークで家賃55万円暮らし……一般人からしたら、とんでもなく贅沢な暮らしのようにイメージしますが(実際に夫婦が住んでいるも、高級アパートメントではありますが)、元皇室とはいえ、セキュリティは万全なところを選ぶ必要がありますし、そのようなことを考えると、実際は想像以上に質素かもしれません。